わけなんているのかよ?とは、名探偵コナンに登場する台詞である。
原作では35巻、アニメでは「工藤新一NYの事件」(2002年7月放送)の出来事。
工藤新一と毛利蘭が工藤両親に会うためにアメリカ合衆国に行くエピソードの際に起きた出来事。新一、蘭は工藤有希子とロサンゼルスで会い、そこから飛行機でニューヨークに向かって、ミュージカル「ゴールデンアップル」を見に行くことになるが、有希子はスピード違反の取り締まりを受ける。しかし警部ではなく知り合いの女優、シャロン・ヴィンヤードだった。蘭は有名人に会えたことで「神に感謝しなきゃ」と言うが、それに対しシャロンは「この世に神様なんているのかしら?」と返した。
新一、蘭、有希子は案の定事件に巻き込まれ、新一は風に飛ばされたシャロンのハンカチを取りにいくために廃ビルに入っていく。蘭は外に残るが、「殺人犯を助けなければ被害者は死なずに済んだ、わたしのせいだ」とショックを受けていたが、そこにFBIの赤井秀一が現れ、蘭に通り魔が廃ビルの中にいることを知らせ、「このエリアは危険だ!」と言い残して去っていく。
蘭は新一に知らせるために廃ビルに入っていくが、風邪がぶり返して体が弱っていた。そこで赤井が警告していた通り魔に遭遇。通り魔は蘭を銃で襲おうとし、手すりが破損し転落しそうになるが、蘭が通り魔の腕をつかんで助けようとする。新一も加わって通り魔は生還する。「何故助けた?」と問いかける通り魔に新一は次のように返答する。
わけなんているのかよ?人が人を殺す動機なんて知ったこっちゃねえが、人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しねえだろ?
蘭は中華街の事件の前にこの時の新一の哀しそうな顔が頭によぎっていたが、なんて言っていたかを覚えていなかった。事件が解決して風邪の熱で倒れて救急車に運ばれた際に詳細を思い出し、この件がきっかけで心が救われ、新一を恋愛対象として意識しだしたことを思い出すことになる。
通り魔の正体は実は変装していたシャロン・ヴィンヤード(ベルモット)で、この出来事がきっかけで新一を"Cool Guy"、蘭を"Angel"と呼ぶようになり、江戸川コナン(新一)と蘭を黒の組織の事件に巻き込まないように立ち回るようになる。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/07(火) 01:00
最終更新:2025/01/07(火) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。