60系とは、
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概要
60系は1969年、堺筋線の開業に伴い製造された。阪急京都本線・千里線に乗り入れ可能なように設計された。
基本構造は同社の30系をベースとしており、車体はアルミニウム合金製。
設計最高速度は100km/hであったが、阪急線内では110km/hでの運転が日常茶飯事行われていた。
デビュー当初は5両編成で、その後6両、最終的に8両編成にまで増結された。デザインは、方向幕やヘッドライトをブラックフェイス化した窓ガラス内に収納。現在ではよくあるデザインをいち早く導入したことでも話題となった。
フロントマスクはデビュー当初は御堂筋線と同じ赤色であったが、堺筋線のラインカラーが制定されると茶色に塗り替えられた。
しかし1990年に後継の66系がデビューすると、1992年頃から廃車が始まり、2003年9月に行われた大阪市交通局100周年イベント列車の『過去発→未来行タイムトレイン』を実質的なさよなら運転とした。
現在では6014号車のみが森之宮検車場で静態保存されている。普段は非公開だが、イベントで不定期に公開されることがある。
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関連項目
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