鳥取地震は1943年(昭和18年)9月10日に発生したM7.2の地震である。1945年の敗戦前後にかけて4年連続で死者1000人以上を出した4大地震(昭和東南海地震・昭和南海地震・三河地震)の一つである。
概要
本震
- 発生日時:1943年(昭和18年)9月10日17時36分
- 地震規模:M7.2
- 震源域:鳥取平野直下
- 最大震度:6(烈震) ※鳥取市にて記録
- 津波:陸震のためなし
- 死者:1083人
- 倒壊家屋:全壊7485
- 余震回数:100回
- 最大余震:1943年(昭和18年)9月11日 M6.2
- 被害総額:現在に換算して約200億円
鳥取地震は当時の鳥取県気高郡豊実町野坂川中流を震源に発生した。鳥取市では震度6、遠く離れている岡山市では震度5を記録した。ちなみにこの地震の被害の8割は最大震度を記録した鳥取市に集中している。その理由は鳥取市が軟弱な地盤が主の鳥取平野に形成されていたからとされる。そのため激しい揺れが発生し中心部にあった木造家屋が全て倒壊した。(ちなみに鉄筋コンクリート建築は被害が少なかったとされている) さらに時間帯が夕食前であったことが災いし、市内数か所にて火災が発生したものの、市民による必死のバケツリレーにより大火にならずに済んだ。
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