禄とは、官に仕えるものの給与のことである。衣服、農具、穀物などを与えられた。
また人名に使われる。
漢字として
禄
- Unicode
- U+7984
- JIS X 0213
- 1-47-29
- 部首
- 礻部
- 画数
- 12画
祿
- Unicode
- U+797F
- JIS X 0213
- 1-67-19
- 部首
- 示部
- 画数
- 13画
- 意味・字形
- 旧字は祿。形声で声符は彔。
- 〔説文解字〕には「福なり。示に從ひ彔聲」とあり、〔廣韻〕には「善なり」とある。天からの授かった幸運という意味。白川静によると金文では彔の字を用いているという。のちに俸禄の意味で使われるようになった。
- 音訓
- 音読みはロク、訓読みは、さいわい、ふち。名のりに、さち・とし・とみ・よしがある。
- 規格・区分
- 禄は人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。 1951年に人名用漢字に採用された。
- 祿は人名用漢字である。JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 禄賞・禄秩・禄米・禄券
- また元号によく用いられる。永禄、元禄、享禄、・・。
関連項目
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