新潟大賞典とは、JRA(日本中央競馬会)が新潟競馬場で開催する4歳以上、芝2000mの重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
1979年に創設され第1回が行われた。1967年から1977年まで福島競馬場で開催していた福島大賞典の代替開催として、1978年に新潟ステークス(福島大賞典)として行われたのを最後にした重賞を前身としている。
開催時期は現在まで大きな変更はほぼなく5月開催であるが、2019年の1度だけ平成の元号の最後の重賞のにするため4月29日(月・祝)に行われている。
創設時は右回りの芝2000mで途中の第6回の1984年から2200mに、第17回の1995年から再び2000mになった後、新潟競馬場の改修工事が終わり左回りになった後、外周りの芝2000mとなり現在に至る。
このレースの勝ち馬ではメジロパーマーとダンツフレームがそれぞれGIを勝利しており(なぜかどちらも宝塚記念馬で、メジロパーマーがこのレースの勝利後に、ダンツフレームは前年の宝塚記念制覇後に勝利)、その他メールドグラースがオーストラリアのGⅠのコーフォールドカップをのちに勝利している。複勝圏内ではマーベラスクラウン、オフサイドトラップ、ポタジェが、掲示板内まで含めるとアーネストリーがのちにGⅠ馬となっている。
このレースのトピックは1988年のレースで、出走した全11頭が0.5秒の範囲内でゴール版を通過する接戦になった事があげられる。
歴代優勝馬
第1回~5回右回り芝2000m、第6回~第16回芝2200m(第7回、12回福島芝2000m)
第17回~第23回右回り芝2000m(17回、22回、23回福島芝2000m)
第24回~左回り芝2000m
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関連項目
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