テューリンゲン州ないしテューリンゲン自由州(Freistaat Thüringen)とは、ドイツ連邦共和国を構成する16連邦州のひとつである。ドイツ中東部に位置する。
概要
テューリンゲン州は、ドイツのほぼ中央から東にかけてを領域とする州である。かつて東ドイツ(ドイツ民主共和国;DDR)の領域に創設された「新連邦州」のひとつ。
テューリンゲン州は、その北はザクセン=アンハルト州と、東はザクセン州と、南はバイエルン州と、西はヘッセン州と、そして北西はニーダーザクセン州と接しており、合わせて5つの連邦州に囲まれている。
州内には「テューリンゲンの森」(Thüringer Wald)と呼ばれる広大な森があることや、地理的な位置を鑑みて、同州は「緑の心臓部」(das Grüne Herz Deutschlands)などとも称される。ルターの宗教改革やゲーテおよびシラーの古典主義など、ドイツの文化史とも関わりが深い地方であるとともに、焼きソーセージの発祥の地とも言われる。
主要都市
人口10万人を超える都市は次のとおりである(2012年現在、人口の多い順に配列)。
テューリンゲン州の主な都市はフランクフルトからライプツィヒまでを結ぶ幹線(観光面では「ゲーテ街道」)上に位置しており、上述の2都市のほか、西から順にアイゼナッハ(Eisenach)、ゴータ(Gotha)、ヴァイマル(ワイマール)(Weimar)を挙げることができる。
世界遺産
関連項目
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