なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

とりあえず……。 #3

2009-07-31 08:44:56 | 雑記
このブログを読んでおられる方の中には、
オイラのことを
「山歩きが好きな男」と
誤解されてしまっているかもしれませんね。

そんなことはありません。

リュックサックを背負って山を歩くなどという行為は、
小学生時代の遠足以来、
今の今までなかったことであります。

「それでは何故、貴男はを歩こうと思われたのですか?」

そんな皆さま方の素朴な疑問を解決するためにも、
来月あたりからボチボチと書いていきたいなあと思っております。

8月の京都と言えば「五山の送り火」ですよね。やっぱりそうでしょ?

そこで、

大文字山を語らずして、今のオイラはいないのであった。

(来月に続く……)

とりあえず……。 #2

2009-07-27 08:51:22 | 雑記

今年の夏は平年に比べて「冷夏」だと言われてますが、やっぱり夏は暑いのです。

大嫌いな蚊・アブ・ハチも活発に動き出すそんな中を、汗かきながら山歩きするのは気が滅入るのです。

が、前回のリベンジをいたしましょう。

8/2の天気予報は今のところ時々なので、今度こそは比叡山まで行かせてもらいまっせ!


こうやって公に発表することによって、自分を鼓舞しながら外堀を埋めていっているのであった。(--;)

                    ○

遅ればせながら、吉田拓郎さんの新譜を最近になって聴いてみました。

タクローファンうん十年のオイラであったが、(佳曲はあったものの)ここ数年のアルバムにはいまいち心に響かないものがあって、ヘビーローテで聴くこともなかったのである。

今回のアルバムはいいように肩の力が抜けていて全曲良い! 感じで仕上がっているではないか。

 1曲目の「ガンバラナイけどいいでしょう」を聴いていると、今夏中に京都一周トレイルを踏破しようと思っていたけど、気長にやっていこうかなという気持ちになりました。

 足が向くまま、気が向くままに、オイラのペースで歩いていくぜぇ!

                    ○

 阪急上桂駅にはいつになったら着くのであろうか……。(゜ε゜;)


『きつねのはなし』 森見登美彦

2009-07-24 11:32:01 | 

 「ブログを更新したが誰が見るんやろ? 身内にさえ言ってないし」と思いきや、予想外のアクセスがあったのでビックリ。

 そもそもこのブログを作った趣旨は「京都へ行った際の日記帳」だったのですが、「京都」に比較的近い大阪に住んでいるとはいえ、そう毎週頻繁に訪れるわけでもありません。(交通費がかかりますもんで) で、 アクセス数アップのためにも、早々ではありますがブログの趣旨を変更させていただきます。キッパリ。

 「京都に関わるあまたの事象を、興味本位にテキトーに書いてみるブログ」にすることを、ここに高らかに宣言いたします。  シバリをなくしたことで更新頻度が高まるかな? いや、本人のヤル気の問題ですよね。(^ヘ^)v

                     ○

 ということで今回のお題「きつねのはなし」をいたしましょう。 「きつね」というても「うどん」の話やあらしません。

きつねのはなし (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社

 オイラは基本的に単行本を買いません。かさばるし、値段が高いし、持ち歩きが不自由。文庫本になりそうなブツは、文庫化するまでひたすら待つのみであります。森見登美彦さんの本は文庫化された順に、 『太陽の塔』→『四畳半神話体系』→『夜は短し歩けよ乙女』 と読んでまして、『きつねのはなし』は4冊目の文庫本となります。 既出3冊と同様、大学生が主人公で一人称形式で物語は進むのですが、腐れ大学生の阿呆は登場しません。まともです。

 文体は精緻、かつ静謐。既出3冊とのイメージのギャップに最初は戸惑いましたが、読み進むにつれて新たな「森見ワールド」にハマってしまいました。 『きつねのはなし』を含む四話の短編集。各話は独立した物語なのですが、それぞれが多少ズレながらリンクしています。各物語の舞台は「京都」。当然のごとく一乗寺、吉田神社、荒神橋、百万遍、白川通、水路閣、琵琶湖疎水、鹿ヶ谷等々……京大付近を中心としたエリアの地名・名所名が頻出します。 ホラー系ではありますが、オーソドックスなホラーではさにあらず。文庫の帯に書かれていた「漆黒の京都奇譚集」という言葉が最も適していそうです。 あれは気のせい? 夢か? いやいや現実?そんな夢と現実の狭間にある妖しげな世界とでもいいましょうか、全話が薄暗く謎めいております。 個人的には、作品中唯一の動的イメージが強い『魔』が好みです。機会があれば、御霊神社や荒神町あたりをぶらり歩いてみようかな。

                     ○

 昔、知人から聞いた話。とある会社の社長さんは、月に一度、伏見稲荷大社の奥深く、上之社までお参りに行っていたそうな。ある日、千本鳥居の道中、同行者が白いキツネがいると言い出した。社長は「どこに?」と目で追うが、もうそのときには森の奥へ消えてしまった後のようで。それでも社長は「これは吉兆や」と大いに喜んだという。はたして白狐はいたのか? 同行者の、社長を喜ばせるための「嘘も方便」だったのか?オイラは、山に住み着いた白いネコを同行者が見まちがえたんやないか、と思うのですがねえ……。 京都は不思議な街やなあと思います。


京都一周トレイル 北白川→大山祇神社まで (・_。)ズリッ

2009-07-19 17:09:19 | 京都一周トレイル
本日の京都府南部の降水確率が6:00-12:00で50%。
「雨はお昼前ぐらいから降り出すでしょう」という予報に「これは行っとくべき」と判断。

6:30 叡山電車「出町柳駅」前に立つ。天気は曇り。
今出川通りを東へ、東へと進行する。

今回のスタート地点である白川通今出川の交差点に着いたのが7:00前でした。


まだ静かな住宅街を通り、北白川天神宮を右に見てコースを進む。
ぽつぽつと小雨が降り始めるが、無視して進行。
(せめて瓜生山まで登って、一乗寺方面へ下山するという構想も頭の中でねっていた)

日本バプテスト病院の右側の道を行く。


山道に入っていきなり、先達のブログで読んでいたメマトイや蚊とおぼしき小さい羽虫が襲いかかってきた。

嫌さ40%で歩いていくと、ほどなく大山祇(おおやまつみ)神社にたどり着く。

今回の道中の安全を祈願するも、静止していると耳元でぶんぶん羽虫が飛び交うので、お祈りもそこそこで立ち去る。


沢のような道を歩いていると雨脚が強くなってきた。
木々の向こうに見える空はどんよりとしたネズミ色。
鬼太郎の仲間が出てきそうな周囲の雰囲気にげんなり。
初めて行く道で、独りでもあるので不安感がつのっていく。
結局、嫌さ100%になってやむなき撤収と相成りました。(・_。)ズリッ

スタート地点へ戻る途中で雨が小降りになる。

せっかくここまで来たんだから、ならば過去何回か登ったことがあり、人の行き来も多い「大文字山に行こう」と目標を変えてみることに。


過去の大文字山登山はすべて銀閣寺横から登るオーソドックスなルートだったので、今回は別ルートで挑戦してみよう。

いつのまにか雨はやんでいました。

以前読んだ先達のブログでは、法然院の横からでも登れるらしいのだ。


確か墓場にあるアショカ王の仏舎利塔を左に行けば……。


うろ覚えの記憶をたどりながら山道へ踏み出す。
いきなりの急勾配でヘロヘロになっていると、上から初老の男性が下山されてきた。
道に不安があったので
「登っていったら大文字山へ行けますか?」と訊ねると、
「行けますよ」と答えてくださった。

ならば進むしかあるまい。

が、途中、↓

道が分かれていて、木の階段の方へ行きたい気持ちはあるのだが、そっちへ行けば大文字山からそれていく方角なのだ。
とりあえず左側の道を選ぶ。大丈夫なんだろうか?

ほどなくして道しるべを発見! 正しかったのだ。ヘ(^o^)/


尾根道を過ぎるとまたもや急勾配の道が待ちかまえておりました。

何回か休憩を繰り返し、汗みどろになってやっとこさ善気山にたどり着く。

「カブトムシの森」と書かれた標柱が立ってました。
目の前には大文字山が見えます。↓


たかだか260メートルほどの山ですが、急勾配を登りつめてもう体力・気力が限界点でした。
火床まで行って、帰りに冷たい湧き水で顔を洗うつもりでいたのですが、

断念。勇気ある撤退を余儀なくされたのであります。(・_。)ズリッ

登山口の墓場の水道で顔を洗い(←冷たくて気持ちよかった)、法然院横の小さな公園でしばしの休息。
近所の駐車場にネコがいたので撮影する。呼んでも寄ってきてくれない。


最後に法然院を見学しました。

↓白砂壇(びゃくさだん)はこんな模様。


↓ポストも侘び寂び系でいい感じ。


出町柳10:00過ぎ発の京阪電車に乗って帰りました。

今回のリベンジはいつになるのかなあ~。


とりあえず……。 #1

2009-07-13 06:34:37 | 雑記
初めてブログを立ち上げてみました。

ですので使い方もよくわかりませんが適当に書いてみます。

現在「京都一周トレイル」を歩いている最中です。
晴れてたら、今度の7/19か20に北白川から比叡山のコースを歩く予定です。

こうご期待。(^^ゞ

て、誰が期待してんねん?