1月11日(月・休)、Mさんと「平和丸3号」を担当。他には、「平和丸1号」「ブルーの船」の計3隻。カヌーは12艇が海に出た。
今日の海上行動は、海上ボーリング調査の阻止行動と同時に、土曜日の海保のカヌー隊への暴力行為への抗議行動を行なった。まず、大浦湾のフロート沿いからマイクで海保への抗議のスピーチ。その後、いっせいにフロートを超え、海保に拘束されてもボート上で海保への抗議が続けられた。海保のボートの定員オーバーも発覚、それに対しても抗議行動を行なった。
(海上ボーリング調査の台船に向かっていっせいにフロートを超えたカヌー隊。海保の規制が始まる。)
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(大型台船の横から深場のボーリング調査が行われている。)
(長島近くのスパッド台船。いったい何時まで時間をかけているのか?)
(辺野古の浜を出たカヌー隊が辺野古にやってきた。)
(辺野古から長島の間の岩礁を抜け、大浦湾に出る。)
(大浦湾の航路入口付近から海保への抗議を続ける。)
(まるでダンゴのように重なったオイルフェンスとフロート。もうこれは海への不法投棄だ。)
(午前10時前、カヌー隊がいっせいにオイルフェンスを超えて中に突入した。)
(海保が海に飛び込み、カヌーの拘束を始めた。)
拘束されたカヌー隊メンバーらは海保のボートに乗せられ、辺野古の浜に連れていかれた。「平和丸3号」は海保のボートを追いかける。ところが、海保のボート2隻が、いずれも定員8名のところに9名が乗り込んでいることを確認。以前、我々の抗議船がうっかり定員オーバーしてしまった際、海保はその船長を何回も海上保安庁に呼び出し、取り調べを続けたことがある。
「定員オーバーだ!」と海保に抗議する。すると、1隻のボート(GB15)が「平和丸3号」に近づいてきて、「平和丸3号は定員8名ですね。一人、そちらに引き取ってもらえませんか。」と頼んできた。海保も自分たちが定員オーバーをしていることを認識しているのだ。「乗せる時から分かっていただろう。」と断ると、諦めたのか、そのまま辺野古に向かって行った。後で聞くと、海保のボートに乗せられていたカヌー隊のメンバーも、「定員オーバーで運行している船がある」と海保に電話をしたという。
(上のボート、下のボートとも、定員オーバーの違法航行だ。カヌー隊のメンバーらは抗議を続け、降りることを拒否した。困り果てた海保は、抗議船にやってきて、「なんとか説得してもらえませんか?」と頼みにきた。)
辺野古の浜にはゲート前のメンバーらが激励に来てくれていた。
昼前から雨が強くなり、今日の海上行動はこれで終りとなった。