http://sankei.jp.msn.com/world/china/100817/chn1008170751002-n1.htm 【ワシントン=佐々木類】米国防総省は16日、中国の軍事動向に関する年次報告書を発表した。報告書は、中国軍が今年中に、初めてとなる国産空母の建造に着手する可能性があると指摘。また、海軍が小笠原諸島と米領グアムを結ぶ第2列島線を越える西太平洋まで作戦行動を拡大する恐れがあるとしている。 報告書は、中国がここ10年間で軍事力を近代化し、これを使って外交的に優位に立つ選択肢を増やすとともに、自国に有利な形で懸案を解決することができるようになった、と強調。その上で、中国は空母の開発を進めており、今年中に建造が始まる可能性があると指摘した。 中国軍はまた、2009年12月までに1050から1150基の短距離弾道ミサイルを台湾海峡の沿岸に配備。中距離弾道ミサイルを改造し