ロシアがウクライナで戦争を拡大して2年近くの間、ロシア空軍は不十分な訓練や粗雑な兵器、中央統制の文化がネックとなり、地上部隊を支援するのに苦慮してきた。 だが最近、ウクライナ東部ドネツク州アウジーイウカ方面で変化がみられた。 ウクライナ軍の守備拠点だったアウジーイウカに対し、ロシア空軍のパイロットはここ数週間、40kmほど離れた場所から衛星誘導の滑空爆弾を大量に投下してきた。こうした航空支援を受けてロシア軍の地上部隊は、多大な損害を出した4カ月以上にわたる攻撃の末に、ウクライナ軍の第110独立機械化旅団を撤退させた。 ロシア軍は空から地上部隊を効果的に支援する方法をついに見いだした。今後、ウクライナのおよそ1000kmにわたる前線のほかの戦域でも同じ戦術を用いるだろう。米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は、アウジーイウカでの滑空爆弾作戦は「前線のあらゆる場所でロシア側の作戦が変化する先駆
防衛分野の航空、海事、技術開発、サイバー、情報収集関連の話題を広く扱っています。
米陸軍協会総会で様々な検討状況を取材&紹介 航空戦力が活躍できなかった「ウ」の戦場ですが 10月9日付Defense-Newsが、10月9日から開催された米陸軍協会総会の場で地上部隊担当Jen Judson記者が取材した、米陸軍が整理検討中の様々な「ウクライナの教訓」を取り上げ、「大砲」「戦車」「指揮所」「兵站」等の視点から紹介していますので、断片的ながらご紹介します 現在進行形のウクライナでの戦いで、まだまだ米陸軍も整理中の段階であり、また有人航空戦力の活躍の場がほとんどない環境で、かつ対中国のアジア太平洋地域とは全く異なる戦域状況ではありますが、陸軍長官や米陸軍参謀総長や将来戦闘コマンド司令官を始め、各専門分野を担当する高官の発言を基に構成されており、様々な示唆に富む内容ですのでご参考に供します(発言者名は省略しています。原文をご確認ください) 砲兵部隊は死活的に重要 ●「ウ」戦線で最
戦史の探求 戦史の情報を整理し探求するサイトです。 古今東西の全てを対象とし、特に戦況図や作戦図に着目しながら戦略・作戦・戦術について思索します。 軍集誌 2023年9月号 pp.92~96 章『特別軍事作戦』 題『機甲は強力であり我らの戦車は素早い、戦車乗員が知っておくべき事項』 項【戦車長向け】 項【砲手ー操縦手向け】 項【操縦手ー整備士向け】 などがあり、かなり細かいノウハウの話が書かれているので翻訳します。90%以上載せますが一部略。完全翻訳は別の人々に任せます。「!」マークの数などは原文ママです。 ___以下、部分翻訳_____________________________________車長向け ・オフラインで利用可能な地図デバイスの使用法を習得すること! 必須!これはタスクを果たすための主役となる方法の1つである。 ・間接射撃のやり方を習得すること! (略) ・同一ポジショ
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(CNN) 米海軍研究所(NRL)は5日、水面下の潜水艦からの無人機打ち上げに成功したと発表した。 この技術は水兵の諜報、監視、偵察能力の向上を図る目的で開発が急がれており、プロジェクトの資金の一部は、革新的な最先端技術の開発に特化した米海軍研究事務所(ONR)の「スワンプワークス」と呼ばれる開発プログラムから出ている。 米海軍によると、無人機は原子力潜水艦プロビデンスの魚雷発射管から発射されるという。無人機自体は当初、魚雷発射管の中に収まる「シーロビン」と呼ばれる打ち上げ機の中に入っており、打ち上げられると、シーロビンは海に落下する一方、無人機はコマンドに基づいてシーロビンから飛び出す。無人機は動力源として燃料電池を搭載し、数時間飛行しながら海軍にライブ映像を配信する。 他のプロジェクトは成果が出るまでに数十年の歳月を要するが、この水面下の潜水艦から無人機を打ち上げる技術は、構想から実演
防衛省が今後想定される南海トラフ巨大地震など大規模災害に備え、非常時に医療・生活支援の拠点として活用できる多目的救難艦を新造することが、分かった。通常時には潜水艦が浮上できなくなった際に救援にあたる潜水艦救難艦として運用するが、手術用寝台や病床を備え、災害時には「病院船」としての活用を見込んでいる。 すでに平成26年度予算案の概算要求に建造費約508億円を盛り込んでいる。現役の潜水艦救難母艦「ちよだ」の後継と位置づけ、29年度末の完成を目指す。 新たな救難艦は排水量約5600トン。手術用の寝台2床と病床約10床を設置し、災害時の医療・入浴など被災者支援に活用する。水難事故でも練度の高い潜水士による行方不明者捜索や、無人探査機での沈没船舶の探査に役立てる。 東日本大震災では陸路が寸断され、海上からの救援活動の有効性が改めて注目された。内閣府も来年度の概算要求に5千万円を計上し、病院船に関する
平成25年10月9日(水)、防衛省技術研究本部・陸上装備研究所(神奈川県相模原市)において、初めて報道陣向けに公開された、機動戦闘車(MCV:Mobile Combat Vehicle)の映像です。 平成25年(2013年)現在、防衛省技術研究本部において試験中であり、平成28年度に装備化される予定です。 ※アスペクト比修正のHD版はこちら →http://www.youtube.com/watch?v=2XSELk_p2g0 陸上自衛隊の各種画像系SNS等にて、機動戦闘車の写真をご覧頂けます。 ○陸上自衛隊facebook →https://www.facebook.com/jgsdf.fp ○陸上自衛隊Flickr →http://www.flickr.com/photos/90465288@N07/ ○陸上自衛隊Pinterest →http://www.pint
イージス戦闘システムと弾道ミサイル防衛をめぐる話の締めくくりとして、システム自体のコンセプトと、そのシステム開発についてまとめてみようと思う。まさに「軍事とIT」という連載のテーマに相応しい話になるのではないだろうか。 イージス戦闘システムの何が画期的だったか 現役で、しかもさらなる発展を続けているシステムについて「何が画期的だったか」と過去形で書くのも妙だが、当初のコンセプトを振り返る意味で、あえて過去形で書いてみた。 イージス艦でなくても、指揮管制システムを搭載するのは現代の軍艦における一般的なスタイルである。しかし、そうした中でイージス戦闘システムが今も図抜けた存在でいられるのは、それなりの理由がある。 それは単に能力的な話だけでなく、対空戦(AAW : Anti Air Warfare)・対水上戦(ASuW : Anti Surface Warfare)・対潜戦 (ASW : An
ロシア海軍の動向に関する「生」のロシア側一次報道記事(つまり、西側によるバイアスが掛かっていない記事)を全力全開で紹介するブログです。リンクはフリーです。なお、スパムコメントの多さ故にコメントは受け付けておりません。 『イタル-タス』より 2013年5月18日11時11分配信 【ロシアはTu-142M3を代替する新たな対潜航空機を開発する】 モスクワ、5月18日/イタル-タス ロシアは、海軍の軍備として存在している対潜機Tu-142M3を代替する将来航空機プロジェクトを開発する。 本日(5月18日)、イタル-タスはロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将より伝えられた。 「現時点において我が国では、対潜航空機Tu-142M3を代替する為の将来航空哨戒複合体の概念設計作業が開始されております」 彼は話した。 「対潜航空機以外にも、ロシア海軍には、Su-30SMのような多用途戦闘機も必要です
対艦弾道ミサイル(ASBM)はイラン軍で実用化されたものがあります。 Khalij Fars(ハリジ・ファルス)、ペルシャ語で意味は「ペルシャ湾」 شلیک موشک مافوق صوت خلیج فارس 誘導は赤外線画像方式を使っているようでミサイル先端に光学機器を収めた透明ドームが付いています。このミサイルはファテフ110という固体燃料式の小型短距離弾道ミサイルをベースとしており、射程は300km、速度はマッハ3程度です。動画のペルシャ語のタイトルは「極超音速ミサイル」とありますが、極超音速(マッハ5以上)には届きません。そしてハリジ・ファルスは弾道ミサイルなので高空を山なりに飛んで来るため発見されやすく、マッハ3程度の速度なら通常の対空ミサイルでも迎撃出来てしまいます。射程も短く、大きな脅威ではありません。 弾道ミサイルは射程が長いほど速度も速く、撃墜は困難になりますが、速過ぎる速
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