『ウルトラマンの「正義」とは何か』誤謬に関するお詫びと経緯について 拙著『ウルトラマンの「正義」とは何か』に大きな誤りがあり、回収することになりました。本書をお買い求めいただいた方、ご購入を検討してくださった方に心からのお詫びを申し上げます。 回収の理由はすでに青弓社のウェブサイトに記されているとおりで、拙著20―21ページと65ページに記載していた内容に大きな誤謬がありました。そのことについて切通理作氏や読者のみなさまからご指摘をたまわり、青弓社と相談してこのたびの結論を出しました。 なぜ私がこのたびの過失を犯したのかについては、無神経な不注意を積み重ねてしまった結果と申し上げざるをえません。重ねてお詫びを申し上げます。誤謬の説明責任を果たすために、発表してきたものを精査し、いつ取り違えをしたのかを確認しました。長文になりますが、以下に経緯をご説明いたします。 まず、博士論文に至る大枠の