岐阜市柳ヶ瀬地区の空き店舗を大学や高校の学校グッズの展示販売や教育講座の施設として活用してもらおうと、市商店街振興組合連合会が学校などと協力して協議会を発足させた。ぎふ清流国体の本大会が開幕する前の8月に具体的な活動をスタートし、商店街の活性化に結びつける考えだ。(大隅清司) 発足したのは「岐阜市中心商店街活性化コンソーシアム(共同事業体)協議会」。市内にある大学・短大9校と高校13校に空き店舗に出店してもらい、主に若い人たちを商店街に呼び込むのが狙いだ。 柳ヶ瀬地区は、大型空き店舗に昨年4月、ドン・キホーテ柳ヶ瀬店が出店し、大勢の買い物客でにぎわうようになった。しかし、隣接する神田町6丁目と金園町1丁目の大通りに面した計6店舗は空き店舗の状態のままで、関係者の懸案となっている。 9月からは国体に参加する大勢の人たちが岐阜を訪れることから、同連合会は「中心市街地のイメージダウンにつな