現役東大生が鹿島練習参加 現役東大生のFW久木田紳吾(20)が17日、鹿嶋市内で行われたJ1鹿島の練習に参加した。現在、教養学部理科2類の2年生。卒業を迎える2011年に、東大卒としては初めてJリーガーを目指すことを宣言した。昨年から東京V(J2)の練習に参加するなど、プロの練習を経験し、レベルアップにつなげる考えだ。 高校時代からサッカーと勉学を両立させ、「授業を集中して聞く。あと1日1時間30分、予習すれば十分」というスタイルで、熊本高から東大へ現役で進学。エリート街道まっしぐらだったが、今年1月「東大卒のJリーガーは初めて。挑戦する価値がある」と一念発起。「もしダメなら大学院にいけばいい。プロになってクビになったとしても、大学院にいけばいい」と覚悟を決めた。 東大サッカー部は東京都大学サッカー連盟2部リーグに属するが、久木田自身は能力を買われて、昨年東京選抜にも選ばれた経験がある。本