www.buzzfeed.com 急立ち上げだった立憲民主党(立民)が躍進した影には、SEALDsの協力があった、という記事。 SEALDsの行う活動に関しての評価はさておき、ちょうど読んでいたブレイディみかこ「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」に引っかかる部分があった。 【スポンサーリンク】 円周の内と外 この「労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~」では、労働者階級の男性と結婚し、現在も英国に住むブレイディみかこ氏が、トランプ現象と同一に扱われがちな英国のEU離脱(ブレグジット)が、本当に同じものなのかどうかに疑問を持ち、それを確かめるため英国労働党の歴史を振り返るなどした一冊。 ブレイディ氏が、友人らに英国離脱について直接聞いていたりするのも、現地に住む著者ならでは。 日本ではわからない生の意見も多く、読み応えがある。 中でも英国と米国での労働者階級の認識の差が
(PR) 学びと人脈が自宅で手に入る。全国で300名以上が参加する、地方公務員オンラインサロンの詳細はコチラ <記=加藤年紀> 冒頭に伊藤大貴氏<写真左>が笑顔とともに発した言葉、「(横浜市長選挙に)落選したての話を聞きたいと言われたから、このイベントを企画した」が本イベントの雰囲気を率直に物語っていた。終始、和やかで笑顔の絶えない中、伊藤氏の横浜市長選挙における貴重な体験が参加者に共有される場となった。 これは8月30日に、横浜で開催された「伊藤ひろたかの『今年、横浜で一番熱かった夏』」と題されたイベントの序幕である。伊藤氏は2006年に約5年勤めた日経BP社を退職し、政治の門を叩く。2007年に29歳で横浜市議会議員に初当選した。 そして、この夏に10年勤めた議員を辞職し、横浜市長選に立候補。結果として今から丁度1ヶ月前の7月30日に落選となるが、その経験を共有するという趣旨のイベント
たぶん、たいていの日本人より、私は日本政治に詳しいはずだ。専攻は政治学だったし、仕事を始めてからも結構長い期間、選挙や行政を間近に見てきた。日本のメディアで、地方も規模もまったく異なる3県政の取材を担当したことがある記者はほとんどいないはずで、そういう意味では警視庁担当の社会部記者であった池上彰さんよりも詳しいことになる。誰かさんが「知事クラッシャー」とあだ名をつけていたが、私が担当した県知事はみな、自らの意に反して辞める羽目になる、という不思議なジンクスがあり、出直し選挙やら定例の国政選挙やら、選挙には縁があった。出口調査とか、開票所で双眼鏡でサンプル調査する「バードウォッチング」の黎明期からずっと選挙取材しているので、統計理論に基づく取材技術の進化も体験している。出口調査がどれほどまでに当たるかと言うことも。。。ついでに言えば、特派員になったので、(複数の)海外の選挙も真剣に分析する羽
総選挙投票日まで3週間を切った英国で、BBCが4月16日に野党5党の党首討論を放映した。 前に投稿した記事でも書いたが、今回の選挙は、男性党首たちの保守派(保守党、自由民主党、UKIP、そして労働党)、そして女性党首率いる左派(SNP、ウェールズ党、みどりの党)の戦いであり、連立相手の模索でもある。 で、総選挙の台風の目と言われてきた右翼政党UKIPがここに来て急速に勢力を失い、もはや党首ナイジェル・ファラージの落選の可能性が囁かれるほどの体たらくで、右傾化が叫ばれていた英国が、一気に左へ揺れ戻っている感がある。 そのムードを牽引しているのは、明らかに共同戦線を張っている左派三党の女性党首たちだ。「レフトの女たちが結束してUKIPを潰しにかかっている」と言われるほど、まあこの女性たちが強い。右翼政党の没落はこの「左翼女性党首連合」のせいではないかと思えるほどである。 左派女性党首連合。とそ
ツイート <敗北の第1点、中央・国の出過ぎ> 1、注目の佐賀県知事選で、改革の旗手・樋渡啓祐氏が山口祥義氏に4万票近い大差(当初は2、3ポイントの差の接戦とみられていた)をつけられて敗北した。古川康前知事(現・衆院議員)と打ち合わせて自民党本部の推薦を早々と取りつけたことには『さすがだな!!行動が早い』と感服したものである。しかし、裏を返すと佐賀県内では改革の旗手・樋渡啓祐氏の政治手法にそれだけ反発が強いということ。中央と話をつけて自民党推薦を取る速攻は、樋渡氏自身が同党佐賀県連からの推薦を得る自信が無なかったことの証でもある。 樋渡氏の根本的な読み間違いは『中央の支援を勝ち取れば、佐賀県民の承認も取れる』という認識。加えて、安倍政権が、知事選を「農協改革」の象徴として仕立てあげたことである。ある応援者が悔しがる。「菅官房長官がやってきて『農協改革の関ヶ原だ』と偉そうに演説した。あーこれは
自立支援に農業“有効” 生活困窮者 自然触れて汗流し 8割「好影響」 会話力改善も 共済総研調査 生活困窮者の自立支援で、農作業を体験してもらうと、心身の状況やコミュニケーション力が改善したとの調査結果を、JA共済総合研究所がまとめた。厚生労働省の就労準備支援事業を受託する社会福祉法人やNPO法人などに、支援を受けた人の変化を質問。精神の状況が良くなったとの回答が8割に上るなど、農業の効果が高いことを裏付ける結果となった。 事業は引きこもりや障害などを抱える生活困窮者の就労に向けて、自治体や社会福祉法人などが就労体験の場を提供し、基礎的な能力の習得を支援している。調査は、この事業を受託する201件に行い、このうち活動に農業を取り入れた77件に支援を受けた人の変化を質問。中間集計として取りまとめた。 農作業をして良くなったとの回答が最も多かったのは、精神の状況で77%を占めた。この他、体の状
森田朗氏(右)と山本一郎氏が語る本当の“日本の争点”とは―? なんのための選挙なのか? そう感じるのも当然かもしれない。週プレ世代やそれ以降の世代にとって何よりも重要な「社会保障改革」が、争点としてまったく浮上してこないからだ。 そこで、この分野の第一人者である森田朗氏と、各種統計分析の専門家・山本一郎氏が、本当の“日本の争点”を語り合った。 ■社会保障はなぜ争点にならないのか? 山本 この選挙、とんでもないことになるかもしれません。11月末、公示前時点での話ですが、素直に数値を入れて選挙の趨勢(すうせい)を予測したら、自公で最大385議席、予想の中央値で348議席という数字が出ました。民主党支持者のかなりの割合が自民党に投票するという予測も出ました。公示前はどうしても与党が多めに出るので、実際にはそこまではいかないと思いますが。 森田 そこまでいったら異例の事態ですね。 山本 あり得ない
政党や候補者の政策スタンスが一目でわかる「朝日・東大谷口研究室共同調査」。衆院選、行くつもりだけどどこに投票すれば・・・。このサイトでじっくり見極めてください。
この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 この記事についてのいとうせいこうさんからのメッセージはこちら。 印刷用PDFはこちら。 撮影:初沢亜利 自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。 だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。 私は何度かそういう選挙を見てきた。 デモも同様である。 「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。 その時、世界は何かしら変わる(ただし根本的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わ
「ポリタスで沖縄知事選について書いてみないか」と言われ、脊髄反射的に「書きます!」と答えたあと、随分と考えこんだ。私はそもそも日本の選挙権を持っていないし、かつ沖縄に長くいたこともないからだ。二重の意味で沖縄知事選は私にとって遠い話であり、さて何を書くべきなのだろう。 まずこのあたりの葛藤を書いたうえで、この選挙についての個人的な気付きを書くことにしたい。 ◆非当事者が書くときのやり方 さて、日本でマイノリティとして生まれ育ち、どこに行ってもマイノリティであり続ける私には、自分が非当事者であるときに気を配ることがある。全て、自分がされたら嫌だという単純な理由からだ。 第一に、非当事者や抑圧側の無関心を責めるスタンスをとらないということだ。確かに、沖縄の話題について、大抵の本土の人々は関心がない(ところで、私はこの「本土」という言葉は異様なものだと思う。沖縄以外の日本国土が「本土」として、い
11月16日に投開票の沖縄県知事選では4人が候補となっているが、現実的には2候補の争いになる。現職・仲井真弘多(75)と前那覇市長・翁長雄志(64)である。私の予想では、翁長が勝利し、沖縄県と日本国政府は泥沼のような状態になる。 地方選挙では現職に瑕疵がない限り有利になるものだが、今回の沖縄県知事選では現職の仲井真は追われる立場にある。彼に「よほどの瑕疵」でもあったのか。その評価が難しい。 当初の姿勢を崩し、普天間飛行場代替基地として辺野古移設を容認したことが彼の最大の瑕疵であるという意見も多く、また今回の沖縄県知事選ではそれが争点だと見るむきも多い。辺野古移設について、仲井真が推進派、翁長が反対派と色分けして議論されがちである。しかしこの単純化こそが、今回の沖縄県知事選挙を論じる上での錯誤になっている。 ◆沖縄県知事の辺野古埋め立ての裁量権は限定的だろう 仲井真が辺野古移設推進派と見られ
僕のような独立系のCDが広告代理店から受ける依頼は、ほとんどが競合プレゼンです。代理店内のクリエイティブチームにCDとして参加して、プレゼンを勝利に導いてほしいと。けっこうな重責を担わされます。 大きなキャンペーンとなるとマーケティング(ストラテジー)プラン、クリエイティブプラン、メディアプランなどと複合的なプランの提案になるのですが、やはりクリエイティブが要となることが多いのです。 さて、では競合プレゼンに勝つにはどうすればいいか。 誰も発想できないような素晴らしいクリエイティブを考えて提案すればよい? 全く違います。 どんなに偉大なクリエイティブを思いついたとしても、クライアントのオリエン、求めているものと違ったらそれは選ばれません。 営業さんはクリエイターの暴走を鎮めるために、よく「勝たなきゃ意味ないんで」と言います。 まずクライアントに受け容れてもらえる案を考えましょうよ、勝たない
今回の選挙について、既に新聞などいくつかのメディアから取材を受け、答えてきたことを中心に、以下いくつかの論点についてまとめておく。「新しいリベラル」、原発の争点化の是非、あるべき議論、3.11後の原発論争の推移と今後の見通しについてが主な内容だ。 本稿の大部分が原発に関する論点になっているので、はじめにそれとは関係ない論点を手短に提示したい。 「新しいリベラル」 今回の選挙に関して、「リベラルはもっとしっかりしなければ」「リベラルに失望した」「新しいリベラルが必要だ」などの議論を幾度か聞いた。この議論自体はかねてよりあったものだが、とりわけ2012年末の衆議院選の頃から増えてきたように感じるのは、当然、盤石な自公政権が成立する一方で民主党・社民党の衰退が明確になったことがあるだろう。議会レベルにおけるリベラル勢力の衰退がそういった意識を喚起したという背景もあるはずだ。そして、今回の選挙にお
今、海外にいて、ニューヨークに住んでいる。だから都知事選の投票権はなかった。ただ、東京は大学学部時代の4年を過ごしていて思い入れの深い街だし、また帰国して来月から東京都民になるというのもあって、選挙の様子は注目していた。それでも日々のこちらでの生活・仕事があるし、時差もあるので、リアルタイムでへばりつくわけにもいかない。主にポリタスと、TwitterやFacebookと、ブロガー記事や新聞社のウェブ記事などのインターネット経由の情報を、無理ない範囲で追っていた。以下、雑感を。全体的に言って、なんか怖かった。 目次 1. 左派のアジテーションは、みっともなかった。 – 「民主主義は死んだ」って何度目よ 2. 家入陣営は最初ちょっと期待して、その分もっとガッカリした。 – 「ぼくら」とは誰か 3. 「選挙行けよ!」の合唱は、怖かった。 – 語りの単位、言葉の射程 4. 生活の中の政治。- 白菜
都知事選も公示から時間が経ち、政策論議もある程度進んだと思う。ここから更にもう一歩、議論を深めるためには、このあたりで一度、リフレッシュの機会を挟んでもいいのかもしれない。生々しい票読みや具体的候補への言及から少し距離をおいて、ここでは国と都、つまり国家と地方自治体との関係についての議論を試みたい。 水平的問題解決と垂直的統治 かの吉本隆明が、かつて「国家論」と題した講演で興味深い内容を語っていた。そこで彼は田畑の境界争いを話題に引く。もしも一方の土地所有者が土地境界を越えて耕作を行い、過剰な収穫を得ていたとしたら、土地所有者同士で話し合い、多く獲た農作物の一部を相手に提供するなどの方法で和解することができるだろう、と。この時、両者はあくまでも対等な立場で関わっているので、問題解決方式として「水平的」である。 しかし、この種の争いが増えて、当事者同士では解決できず、傷害事件などが起きるよう
幾つか問い合わせがありましたので、いちいち回答するのが面倒くさくここに書いてしまいますが。 笑ってはいけない都知事選24時(追記あり) http://kirik.tea-nifty.com/diary/2014/01/24-4efc.html 今回都知事選になる前から、原子力行政に対する国民の態度はRDDとネットパネルの併用で調査を行ってきておりまして、原子力学会その他のコラム提供とは別に粛々とモニタリングしています。 【告知】日本原子力学会の学会誌『ATOMOΣ』12月号に寄稿しました http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/11/atomo12-eed8.html 今回、都知事選に立候補した細川護熙さんと、それを担いだ小泉純一郎さんが「脱原発、即時ゼロ」を争点に選挙活動をするということでメディア工作を繰り広げましたが、議題設定にそれほどの効果を持たな
2014年01月22日14:58 「居場所がある街、東京」を--起業家・家入一真( @hbkr )の都知事選出馬へ向けた記者会見を書き起した http://narumi.blog.jp/archives/2508426.html「居場所がある街、東京」を--起業家・家入一真( @hbkr )の都知事選出馬へ向けた記者会見を書き起した 株式会社paperboy&co. の創業者として知られる起業家・家入一真氏が都知事選への出馬を表明。1月22日に記者会見を行いました。なかなか良いことを言っていたので全文を書き起してみました。 関連:1月29日の政見放送の書き起しはこちら。 家入一真 @hbkr の政見放送を書き起してみた : Blog @narumi 会見前の様子。 そして堀江さんと入場。 着席し、報道陣の写真を撮る家入氏。 さて、始まりました。 ◆◆◆ 家入一真と申します。よろしくお願いし
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