震災アーカイブ運用開始 写真・記事容易に検索 河北新報社 河北新報震災アーカイブ利用開始のボタンを押す一力社長 東日本大震災を後世に伝える新聞記事や写真などを保存し、検索して閲覧できるウェブサイト「河北新報震災アーカイブ」の暫定運用が17日、始まった。震災の風化を防ぐとともに防災・減災に役立ててもらうのが狙い。3月に本格運用する。 公開したのは、震災関連の新聞記事の見出し約3万件、記事の切り抜き掲載イメージと報道写真約100件、市民やボランティア団体など提供の一般写真約1万枚。今後収集を進め、保存件数を増やす。 関心を持った見出しの記事本文を読む場合は、契約して既存の有料サービス「河北新報データベース」に接続する仕組みを利用してもらう。 アーカイブは「見せるサイト」を目指し、地図を使って地点ごとに集めた情報を容易に検索できる。一般の提供写真から関連する新聞記事を探すシステムも構築した