デジライフNAVI 目まぐるしいほどの進化を続けるデジタルの世界。最新の商品やサービスをいち早くキャッチアップし、最先端のトレンドをナビゲーションします。 バックナンバー一覧 「終活」は2009年ごろまず「週刊朝日」誌が提唱したといわれ、2012年の新語・流行語大賞でトップテンに選出され現在に至る、息の長い言葉だ。 団塊の世代のほとんどが第一線から退き、余裕のあるうちに「最期」を考えてみようという時期とも重なり、マーケティング的にも上手いネーミングといえる。「死への準備」が「シューカツ」と軽く一括りにされることで、口にしやすく、宣伝もしやすいものとなった。 メインはやはり財産や墓がらみのものになるが、自分史や家族・友人へのメッセージ作成の比重も大きい。財産分与に関しては遺言で、葬儀や供養の方法、メッセージ類は法的効力はないが敷居が低く自由度の高いエンディングノートで、という棲み分けもできて