「詭弁の特徴のガイドライン」という文章がネット上に出回ってからずいぶん経つ。論理学をちゃんとやってる人からすると明らかにヘンテコな内容の文章なのだか、ヘンテコすぎてつかみどころがなく、ちゃんと批判はしてなかった。 しかしこうしている間にも「詭弁の特徴のガイドライン」を信じて、間違った論理的思考を形成している人がいるかもしれない。それを防ぐために、今回はきちんと批判しておこうと思う。 「詭弁の特徴のガイドライン」はいろんなサイトに載っていて、いろんなバリエーションがあるようだが、今回はニコニコ大百科「詭弁の特徴のガイドライン」ページに載っている15項目を対象に批判をおこなっていくこととする。