【高浜行人】東京都町田市は、心と体の性別が一致しない「性同一性障害」と診断された市民に、表面に性別を記載していない国民健康保険証を交付した。 厚生労働省は、同じ障害と診断された松江市の人の訴えを受け9月21日、戸籍以外の性別表記は認めないとする一方、裏面への記載を認めると通知した。 町田市の住民は、戸籍上は男性だが、10年ほど前から女性として生活する30代のアルバイト従業員。厚労省の通知が出たことを受け、その数日後、市に新たな保険証の交付を求め、今月19日に受け取った。 保険証の表面の性別欄には「裏面に記載」、裏面の備考欄には「戸籍上の性別 男(性同一性障がいのため)」と印字されている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら