致死率が6~30%と高く、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染例が、千葉県で確認されたことが3日、国立感染症研究所と千葉県衛生研究所の調査で分かった。2013年に国内で初めて報告されて以降、感染地域は宮崎県や山口県など西日本が中心だったが、関東地方で確認されるのは初めて。3月には静岡県でも初確認されており、従来の想定よりも流行地域が広がっている恐れがある。厚生労
新型コロナウイルス感染症の患者が確認されてから8カ月が過ぎた。感染者は再び拡大に転じており、これまでのデータや研究から新型コロナの特徴の一端が分かってきた。確かな知識を持ち対策する「正しく恐れる」心構えが大切だ。日本の感染再拡大のペースは、世界的には依然として緩やかだ。直近1週間(8月4~10日)の人口10万人あたりの新規感染者数は約7人にとどまる。100人以上が感染するブラジルや米国のおよそ
〔総監修〕 細田 瑳一 自治医科大学 名誉教授/東京女子医科大学 名誉教授 〔監修〕 島田 和幸 地方独立行政法人 新小山市民病院 理事長/病院長 幕内 雅敏 東京大学名誉教授/日本赤十字社医療センター名誉院長 〔編集〕 佐田 尚宏 自治医科大学外科学講座 主任教授(消化器外科学) 岡崎 仁昭 自治医科大学内科学講座 教授(アレルギー膠原病学)
変形した足の写真 症例図 外反母趾(がいはんぼし、ラテン語: hallux valgus)とは、足の親指(母趾)が外側(小趾)の方に曲がる(外反する)病態のこと。 足の甲の内側にある第一中足骨が内反し、母趾が外反すると母趾の付け根の関節(第一MTP関節)が突出する。足に合わない靴を履いていると突出した部分が靴にこすれて疼痛を生じる。女性に多く見られる(90%)。特にハイヒールのような踵が高く、先の細くなった靴を長時間履いている場合になりやすいと言われている。幅の広すぎる靴を履くことにより足が前に滑り、捨て寸の部分につま先が入り込んで圧迫され、発症するケースもある。症状の進行によって痛みを覚え、歩行や起立のたびに痛みを感じるようになる場合がある。外反母趾になると歩行時に母趾にうまく荷重できないため二趾や三趾の付け根の足の裏の部分に荷重が集中し、難治性の有痛性のタコ(胼胝)ができる。子供や男性
筋肉の組織を壊死(えし)させることから「人食いバクテリア」とも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者が増えている。国立感染症研究所によると、今年の患者数は1999年の調査開始以来、初めて500人を超えた。発症すると数時間で重症化して死に至ることもあり、注意が必要だ。 感染研によると、今年の患者数は10日までで525人。2013年は203人だったが、年々増加している。都道府県別では東京が66人と最も多く、神奈川40人、愛知32人、福岡31人、兵庫28人と続く。 原因となるのは、主にA群溶血性レンサ球菌。子どもを中心に咽頭(いんとう)炎を起こすことで知られているが、一部が劇症型になる。患者の大半は30代以上で、特に高齢者に多い。持病がなくても発症する。傷口に菌が触れて感染すると考えられるが、どこから感染したかわからないことも多い。 症状はまず手足の腫れや痛み…
夏期に多く「夏かぜ」の病原といわれますが、夏だけ流行するものではなく年間を通してみられます。 毎年流行するウイルスが異なります。 代表的な疾患は急性上気道炎、胃腸炎、ヘルパンギーナ、手足口病、ウイルス性発疹症、無菌性髄膜炎、急性脳脊髄炎、急性灰白髄炎(ポリオ)、心筋炎、出血性結膜炎などです。 病原ウイルスは、コクサッキーA群、コクサッキーB群、エコー、ポリオ、エンテロウイルス、A型肝炎ウイルスです。 臨床的特徴 それぞれのエンテロウイルスが種々の臨床像を呈するので、症状からウイルスを推測することは困難です。 手足口病がコクサッキーA16で起こるのではなく、コクサッキーA16感染症の一つの症状として手足口病があります。 また今流行しているエンテロウイルスが何か知っておくと診断の参考になります。 たいてい数種類が流行しており、夏だけでなく春から冬にも多く発生しています。 感染の成立 主要な感染
子どもの病気について説明は最小限にして、写真をできるだけ豊富にのせて解説しています。 写真と自分の子どもの症状と照らし合わせて診断に役立ちます。
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "カルバペネム系抗生物質" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2017年9月)
昨年から「マイコプラズマ肺炎」の大流行が続いています。珍しい名前の「肺炎」なので、お母さんは子どもに熱や咳が続くと非常に心配されます。 マイコプラズマ肺炎は軽い! 昨年200例以上のマイコプラズマ肺炎を診療しましたが、入院させた子どもは一人もいませんでした。マイコプラズマ肺炎は「本当の肺炎」と「カゼ」の中間みたいな病気です。 マイコプラズマ肺炎とは? 細菌のなかで一番小さな「肺炎マイコプラズマ」に感染して1~3週間後に熱や咳が始まります。ほとんどは「カゼ」と区別がつかず数日で治りますが、「肺炎」になることもあります。 マイコプラズマ肺炎の熱は夕方から上がり朝方に下がるのが特徴です。咳もだんだん強くなってきます。日中は元気なので登園・登校している子もいます。治療をしなければ7~10日ほど熱が続いた後で自然に治ります。 治療はマクロライド系抗生剤(エリスロマイシン、クラリスやクラリシッド、ジス
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 健康 > 感染症情報 > マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂 マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂 マイコプラズマ肺炎について一般の方々に理解を深めていただけるよう、Q&Aを作成しました。なお、今後の知見の進展等に対応して、逐次、このQ&Aを更新していくこととしています。 Q1 マイコプラズマ肺炎とはどのような病気ですか? A1 マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因としては、比較的多いものの1つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります
大人と子供でちがうマイコプラズマ肺炎の症状の現れ方 更新日:2016/06/27 マイコプラズマ肺炎 子どもから青年期にかけての年代が感染しやすいといわれている「マイコプラズマ肺炎」ですが、大人でも感染することはあります。ここではドクター監修の記事で、大人のマイコプラズマ肺炎の特徴と対処法について解説します。 呼吸器科 (78) 内科 (414) マイコプラズマ肺炎は子どもがかかりやすい病気とされていますが、大人でも感染します。大人がマイコプラズマ肺炎を発症した際の特徴と感染したときの対処法について解説します。 大人のマイコプラズマ肺炎の特徴 マイコプラズマ肺炎の患者は、14歳以下の子どもが8割とされていますが、大人でも発症します。大人がマイコプラズマに感染するケースとしては、保育園や幼稚園、小中学校に通う子どもが学校で感染し、潜伏期間中に家庭内で二次感染を起こすケースが多く見られます。症
以前には、定型的な細菌性肺炎と違って重症感が少なく、胸部レ線像も異なる故に「異型肺炎」に分類されてきた肺炎群があり、その後、マイコプラズマ肺炎は「異型肺炎」の多くを占めるものであることが解った。近年「異型肺炎」の病名は使われなくなる傾向にある。 疫 学 旧感染症発生動向調査では「異型肺炎」の発生動向調査が行われていたが、これにはマイコプラズマ肺炎以外にも、クラミジア肺炎やウイルス性肺炎などの疾患が含まれていた。1999年4月施行の感染症法により、マイコプラズマ肺炎として疾患特異的な発生動向調査を行う目的から、病原体診断を含んだ発生動向調査が行われることになった。 本疾患は通常通年性にみられ、普遍的な疾患であると考えられている。欧米において行われた罹患率調査のデータからは、報告によって差はあるものの、一般に年間で感受性人口の5~10%が罹患すると報告されている。本邦での感染症発生動向調査から
マイコプラズマ肺炎(マイコプラズマはいえん)は、マイコプラズマ(ラテン語:Mycoplasma属の真正細菌;Mycoplasma pneumoniae)を主な原因とした呼吸器系の感染症。肺炎球菌による肺炎とは異なる種類の肺炎であるということから、非定型肺炎または異型肺炎とも呼ばれているが、異型肺炎の呼び名は使われなくなりつつある。 感染様式は飛沫感染と濃厚接触による接触感染であり、潜伏期は1 - 4週間程度(通常は、2 - 3週間)。病原体が気道粘液(痰)に排出されるのは発症前2〜8日から起こり、臨床症状発現時に最大となり、高いレベルの排出が1週間程度続き、徐々に減少しながら4〜6週間以上病原体の排出は継続する。 治療は抗生物質によって行われるが、耐性を持つ菌種も存在する。確定診断の遅れにより重症化することもある[1]。成人は重症化リスクが高く重症化すると胸水貯留、呼吸不全を引き起こす可能
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