米マイクロソフトは15日(日本時間)、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」で新たな弱点が見つかったと発表した。ハッカーの攻撃を受ける可能性があり、同社は修正プログラムをきちんと導入するよう呼びかけている。 弱点はウィンドウズのすべてのバージョンで見つかった。攻撃を受けると、パソコンが乗っ取られて情報を盗まれたり、犯罪に使われたりする恐れがある。多くのパソコンは必要なプログラムが自動更新される設定になっているが、設定を切っている場合は、自ら更新作業をする必要がある。 米セキュリティー会社の報告では、親ロシア派のハッカー集団がこの夏、ウクライナ政府関係者らへのスパイ活動に今回の弱点を悪用していたという。
米マイクロソフト(MS)は17日、全世界の従業員の約14%にあたる最大1万8千人を来年6月までに解雇すると発表した。MSは4月にフィンランドのノキアから携帯電話部門を約7千億円で買収しており、解雇対象の約7割にあたる約1万2500人はノキア出身者だという。 MSの6月時点の従業員数は、ノキア出身の約2万5千人を含め約12万7千人。従来型の携帯電話で最大手だったノキアはスマートフォンへの移行が遅れて事業を売却していた。MSは、今後、退職金などの費用を計11億~16億ドル(約1100億~1600億円)計上する。 MSは同時に、意思決定を速くするための組織再編をする考えも発表した。(サンフランシスコ=宮地ゆう)
全米一の資産家ビル・ゲイツは、慈善事業の最も熱心な推進者の一人になった。しかし、この10年間で見ると、自らが創設した慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」への寄付のペースは落ちている。 マイクロソフト社の共同創業者であるゲイツが、現財団の前身の財団に寄付した金額は、1994~97年の間で3億5600万ドル(1ドル=100円で356億円)。その後の4年間で寄付金額を一気に246億ドルに増やし、この財団を全米で最大の規模に押し上げた。 しかし、それ以降、ゲイツは寄付金額を減らしている。財団やゲイツの広報担当によると、2002年から12年までの寄付金額は37億ドルにとどまった。一方で、同じ時期にゲイツはマイクロソフト社の株を推定220億ドルで売っている。
XP26万台の使用停止要請=自治体、更新間に合わず−総務省 米マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート期間内に後継OSに更新できなかったパソコンが全国の自治体に26万5143台あることが11日、総務省の調査で分かった。新藤義孝総務相は同日の閣議後記者会見で「更新が完了していないパソコンは不正アクセスによる情報漏えいを防ぐことが困難になる」と述べ、未更新のパソコンの使用停止を自治体に呼び掛けた。 〔写真特集〕 暗躍するハッカー XPのサポートは9日に終了。未更新のパソコンは自治体の保有する約204万台の13%に当たる。予算不足などが主な理由で、個人情報の漏えいといった被害報告は寄せられていないという。(2014/04/11-12:21) 前の記事へ 次の記事へ
12年以上にわたってサポートが続けられていたWindows XPが9日、サポート終了日を迎えた。サポートの延長を含めて12年半のサポートが行われていたが、事前の告知通り、今後Windows XPに対してアップデートなどのサポートは提供されなくなる。現在のWindows XPユーザーには、早急にサポートが行われている製品への更新が求められている。また、Office 2003、Internet Explorer 6についても、同日、サポートが終了しており、同様に最新版への移行が推奨されている。 Windows XPは、日本でADSLが本格的に普及を始めた2001年10月に発売。当時は携帯電話の3Gサービス(FOMA)が始まった頃で、PCのスペックは、メモリが64MB、HDDが20GBといった程度だった。 Melissa、I Love you、Code Red、Nimdaといったマルウェアが頻発
日経ビジネス2月10日号の特集「働き方革命」では、労働時間にメスを入れることで競争力を高めようとしている企業のケーススタディーを掲載した。 ダラダラと働く文化を変えて労働生産性を高める、多様な働き手を集めるなど、企業の狙いは様々だ。この連載では誌面に取り上げられなかった企業の事例や、「働き方革命」によって自らの働き方や意識を変えたビジネスパーソンを紹介しよう。 「1000円、10分カット」。理美容業界で異端とも言えるビジネスモデルで成長を続けるQBハウス。今、雇用の面でも、業界の常識を覆す動きを見せ始めている。 朝10時の開店とともに、引きも切らずに客が入ってくる。ショッピングモールの中にある「西友小手指店」(埼玉県所沢市)は、ここから昼過ぎまでが書き入れ時だ。家族で西友に買い物に来た夫が、妻や子供が買い物をしている間に髪を切ろうとやってくるケースが多い。 同店で一心不乱にハサミを動かし続
ホーム > FMVサポート > Q&A・パソコン活用情報をコーナーから探す > パソコン活用 クローズアップ! > パソコンで写真を整理&修整!「Windows Live フォトギャラリー」でデジタルカメラの写真を管理しよう(1/2) パソコンで写真を整理&修整! 「Windows Live フォトギャラリー」でデジタルカメラの写真を管理しよう(1/2) デジタルカメラで撮った写真をパソコンに取り込んだままにしていませんか?きちんと整理すると、お気に入りの写真をすぐに取り出すことができ便利です。 さらに、せっかく撮ったのに暗い、傾いている、集合写真で誰かが目をつぶっているなど、今まで失敗とあきらめていた写真を修整するマル秘ワザもあります。 今回はパソコンに取り込んだままになっている写真の整理方法と写真の簡単な修整方法をご紹介します。 パソコンへの取り込み方については、下記Q&Aをご参照くだ
Windows Liveのアプリケーション群のひとつ「Windows Liveフォトギャラリー」(以下WLフォトギャラリー)は、Windows Vistaに付属する「Windowsフォトギャラリー」(関連記事)の後継ソフトだ。このソフトでは写真やビデオの管理、写真の修正のほかに、SNSとの連動といったネットサービスへの写真のアップロード機能を持つ。今回はこのWLフォトギャラリーを紹介していこう。 WLフォトギャラリーは、“Windows Live”の名が冠されているため、Windows Liveサービスでしか利用できないと思われがちだ。しかし写真の管理や編集機能は、Windows Liveとは無関係に使える。それも無料でだ。 ちなみにWindows7には、VistaでのWindowsフォトギャラリーに相当する画像管理ソフトは含まれないことになりそうだ。ユーザー自身が、Windows Liv
米マイクロソフトがもがいている。最新の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の出足は周囲の期待を裏切り、さっそく改良版の投入を迫られた。ハイテク業界はもちろん、パソコンの使い手にも強大な影響力を及ぼした姿は、もはや遠い過去だ。ユーザーのウィンドウズ離れの先には、マイクロソフト自身の落日が迫る。「8」の工場で「7」をつくるそのパソコン工場の製造ラインでは、最新型のノートパソコンが組み立てられているはずだった。ところが、現場を見た中堅システム開発会社の幹部は、違和感が拭えなかったという。「最後のチェック工程でパソコンを起動させているんです。そのとき、画面上に、窓のようなデザインの旗マークがはためいているんですよ。8の画面ではなかった」最新型のパソコンなのに、1世代前のOS「ウィンドウズ7」がわざわざインストールされていた。8用に設計したパソコンに7を組み込む作業は、「ダウングレード」と呼ばれてい
【ワシントン=望月洋嗣】米政府の情報機関、国家安全保障局(NSA)と連邦捜査局(FBI)が、テロの捜査などを名目に、インターネット上の個人情報を極秘に収集していたことが分かった。グーグルやフェイスブックなど9社が、この情報収集に協力していたという。 米紙ワシントン・ポストが6日、独自に入手した米機密文書の内容を元に報じた。同紙によると、米政府は対外情報監視法(FISA)に基づき、PRISMと呼ばれる極秘の情報収集プログラムをブッシュ前政権下の2007年にスタート。オバマ政権も、捜査令状のない情報収集を拡大してきたという。 情報収集は外国のテロ組織の捜査を目的としており、マイクロソフト、ヤフー、ユーチューブ、スカイプ、アップルなどが協力してきたという。フェイスブックなど数社はワシントン・ポストの取材に対し、このプログラムを関知しておらず、いかなる米政府機関にもサーバーへの直接のアクセスは
Windows XPを利用しているのですが、あと1年で使えなくなると聞きました。その理由を教えてください。 Windowsには、それぞれのバージョンにサポート期間が定められています。Windows XPは2014年4月8日が期限。サポート期限が来るまでに、新しいOSにアップグレードするか、パソコンを乗り換えるようにしましょう。 2001年11月に発売されたWindows XPの日本語版(以下、XP)。長期間にわたって親しんだXPも、いよいよ使い納めです。なぜなら、セキュリティー上の問題に対処する更新プログラムの提供が、2014年4月8日をもって打ち切られるからです。サポート期間が過ぎると、セキュリティー用の更新プログラムが配布されなくなります。すなわち、新しい問題が見つかっても、何ら対策は講じられません。 マイクロソフトのサポートなしに使い続けるのは、大変危険です。サポート期間の終了とと
マイクロソフト(MS)の基本ソフト「ウィンドウズXP」に対するセキュリティー対策などのサポートが、1年後の2014年4月9日に打ち切られる。日本MSは最新の「ウィンドウズ8」への更新を勧めているが、昨年11月時点でなお2589万台のパソコンで使われているという。 打ち切りまで1年となる9日、日本MSが相談窓口を設け、基本ソフトの切り替えや必要な対応をとるよう消費者に呼びかけた。 XPは01年10月に発売。古いパソコンでも安定して素早く動作することなどが好まれ、その後ウィンドウズが「ビスタ」「7」「8」と代替わりしても更新せずに使い続ける人や企業が多かった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事〈日刊工業〉昨年の国内パソコン出荷、2.7%増の1521万2
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