“現実湾曲空間”とも揶揄される彼のプレゼンがなければ、今のアップルの好況はなかったかもしれない。アップル文化の発信源とも言えるジョブズの基調講演から、日々の仕事へのヒントを見つけてほしい。 まずは、幾多のプレゼンを見てきた米UIEvolution社のCEO、中島聡氏がジョブズのプレゼンを考察。ほか、Kyenoteのスライド、基調講演の構成の秘密を解き明かしていく。 スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションに学ぶ 小学生の時からプレゼンの練習をさせられる米国人は、概して日本人よりもプレゼンが上手だが、その中でもスティーブ・ジョブズは際立っている。 私も今までたくさんのプレゼンを見てきたが、ジョブズほど自然で、わかりやすく、かつ魅力的なプレゼンをする人を見たことがない。彼のプレゼンは、観客をいつの間にかファンにしてしまい、彼の紹介するアップル製品を欲しくなってしまうほどの力を持っている。 なぜ
Steve Jobs氏のプレゼンテーションと他のプレゼンテーションを比べることは不可能だ。彼は、独自の境地にいる。Appleの最高経営責任者(CEO)である彼は、現在のビジネス界でもっともカリスマ性のある宣伝マンだ。彼のプレゼンテーションは、顧客や従業員、そしてコンピュータ業界全体をエバンジェリストに変えてしまう、視覚的な物語りの素晴らしい実演だ。AppleのウェブサイトにはJobs氏の基調講演の動画があり、優れた学習ツールとなる。 2007年1月、Jobs氏はiPhoneを紹介するプレゼンテーションを行ったが、これはおそらく彼の最高のプレゼンテーションだ。この講演では、彼やその他の、人を奮い立たせることのできるリーダーが使う、聴衆を引き込むテクニックが示されている。読者もこのテクニックを次のプレゼンテーションで使うことができる。 ステップ1:自分の熱意に火を付ける ゴール:自分の熱意によ
数多いる企業トップの中でも、特に「スピーチが上手い」と評されることが多いアップルのスティーブ・ジョブズCEO。アップル関連イベントの基調講演で見せる巧みな話術は新製品へのワクワク感を昂揚させ、世界中のアップルファンを毎回虜にしているなりが、そんなスティーブ・ジョブズがこれまで行ってきたたくさんのスピーチの中でも、特に「伝説」として語り継がれている名スピーチがあるなりよ。 それは2005年6月、米スタンフォード大学の卒業式で行った祝賀スピーチ。スティーブ・ジョブズが歩んできた人生を振り返りながら、「人生訓」的な3つのエピソードが披露されるなりが、誰の心にも響く、素晴らしいメッセージとなっているなりよ。このスピーチの内容はたびたび日本のメディアでも話題となり、また、スタンフォード大学のウェブサイトや、Youtubeでも見ることができたのでご存知の人も多いと思うなりが、この動画に日本語字幕を付け
■ はじめに 大変遅ればせながら、本ブログはこれが今年はじめての更新なので、現在進行中の世界同時株安などという暗い話題には触れず、今回は新しい年にふさわしい明るい話題ということで、先週開催された MacWorld Expo 2008 を取り上げたい。 ■ MacWorld Expo 2008の第一印象 まずはじめに感じたことだが、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションの巧みさをもってしても、今回の内容は昨年に比べると著しくインパクトに欠けるジョブズにしては凡庸な内容で、プレゼンテーション中にウォール街でApple の株価が下落したのも宜(むべ)なるかなというのが最初の率直な印象だった。そうした雰囲気の中ではネガティブなコメントが相次ぐのは致し方ない。真っ先にやり玉に挙げられたのは MacBook Air だった。 代表的なのは 新Macbook:買った後財布に残るのはAirだけ MacB
Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条 2008年2月 1日 経済・ビジネスワークスタイル コメント: トラックバック (4) Rob Beschizza あれこれと神話が語られる人物についての話にあなたがうんざりしていないなら、『BusinessWeek』誌の記事を読んでみてはいかがだろうか。 『Deliver a Presentation like Steve Jobs』(Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする)という記事は、「Steve Jobs氏のようになる」ための究極の手引きを示している。 著者のCarmine Gallo氏は、米Apple社の最高経営責任者(CEO)を務めるJobs氏のブレゼンのスタイルを10のポイントにまとめ、その手法を詳しく解説し、成功するための処方箋としている。 最高のストーリーを探し求める脚本家志望者は、人々の潜在意識に
先月の「プレゼン専用、平置き液晶モニター」というエントリーに対しては沢山の人からフィードバックをいただいたのだが、そのほとんどがこの液晶モニターに対してではなく、私がなぜそんなデバイスが欲しいかの理由として挙げた、以下の文に対するものであった。 多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。社内の企画会議であれ、顧客に対するセールスであれ、一番強く印象付けるべきは、提案する企画や商品ではなく、プレゼンをする自分自身なのだ。もちろんプレゼンの中身も重要なのだが、本当に重要な情報はどのみち文書で別途提出することになるので、プレゼンの段階で重要となるのは、とにかく自分を印象付け、「こいつの提案する企画に社運を賭けてみよう」、「こいつを見込んでこのテクノロジーを導入してみよう」などと思わせることである。やたらと文字ばかり並べたスライドを読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く