気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン いすゞ自動車の一部トラックが走行時、大量のNOx(窒素酸化物)を出すことが判明した。問題視されているのは、ある条件で排ガス処理システムが働かなくなる点だ。調査した東京都は「規制逃れ」と強く非難。国に法整備を求める事態に発展している。 東京都が国に宛てて出した「“怒り”の要請書」が、自動車業界で関心を集めている。 6月16日、都は自動車の排ガス規制に関して、規制を逃れる行為を法令で禁止することを求める要請書を国土交通相と環境相に提出した。 きっかけとなったのは、いすゞ自動車の中型ディーゼルトラック「フォワード」。2010年5月発売のフォワードの一部モデルについて、国の排ガス規制の適合試験をクリアしているにもかかわらず、実際に走行すると規制値の数