東京の靖国神社のトイレで爆発音がして火が出た事件で、建造物侵入の疑いで逮捕された韓国人の男が9日に来日した際、火薬のような不審物などを所持していたことがことが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、男が爆発物を仕掛けようとして再び来日した可能性があるとみて調べています。 チョン容疑者は事件直後に帰国し、9日、羽田空港から再び来日して逮捕されましたが、この際の所持品から、火薬のような砂状の不審物やタイマーなど時限発火装置の材料が見つかっていたことが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、チョン容疑者が爆発物を仕掛けようとして再び来日した可能性があるとみて詳しく調べています。 先月の事件では、トイレから鉄パイプ状の物やデジタル式の時計のような物などが見つかっていますが、チョン容疑者の日本での行動から、警視庁は韓国で材料を調達した可能性があるとみて調べています。 警視庁によりますと、調べに対