タグ

映画に関するyomimonoyaのブックマーク (65)

  • 国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去

    地の上にはこれと並ぶものなく、これは恐れのない者に造られた ――ヨブ記41.33 近代国家を聖書に出てくる大怪獣リヴァイアサンに喩えたのはホッブズであった。ホッブズによれば、人間の自然状態は万人の万人に対する闘争であり、そこに安息は無い。従って人間たちは自らの権利を国家へと委譲する契約を結び、国家の保護を得る。保護と服従の関係が、国家と国民の関係を規定する。国家はその領域において唯一の主権的共同体である。 カール・シュミットは、『政治的なものの概念』において、国際社会を複数のリヴァイアサンが競合する多元的な空間として考えている。国際間においては、国家の国民に対する保護は、他の国家からの保護でもある。むしろ国民は他の国民に対抗するために国家をつくる。国民の結集は、「政治的なもの」によって行われる。つまり、友と敵の存在論的な区別によって行われる。国家の主権者は、政治の概念に即して、国家の敵を正

    国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去
    yomimonoya
    yomimonoya 2016/09/12
    観てませんがブクマ。
  • 【Movie】【Book】定型が反転するとき~女とノワールの可能性~

    こんばんは、@vertigonoteです。 突然ですが、皆さんは「ノワール」はお好きですか? という問いかけに、お好きな方は「そのノワールという言葉はどのような定義で?」と返答されることでしょう。これほど1ジャンルとしてよくきく、にもかかわらず「厳密な定義ができない」漠然と、しかし確かに存在しているジャンル名も珍しいように思うのですが(この単語の詳しい歴史と発展の経緯については『ノワール文学講義』に詳しいかと思います)今日お話ししてみたいノワールについては「所謂」だと認識していただければ幸いです。「裏社会あるいは暴力や不信や悪意の横溢する世界が舞台+どうしたって完全なハッピーエンドにはならないことが運命づけられた犯罪劇」くらいを必要条件に「虚無と閉塞」の要素があるもの、としていただければと。(ちなみに私は個人的な定義としては「彼岸に渡りて帰る道なし」というのがノワールだと思っています) こ

    【Movie】【Book】定型が反転するとき~女とノワールの可能性~
    yomimonoya
    yomimonoya 2016/04/18
    「ノワールを「美学も感傷も捨て置いて、最後に生き残りをかける選択」に宿るものとすれば、女が女であることの社会圧、生存のための支配力学の強さは新たな傑作につながっていく可能性は高いかもしれません」
  • 『アイズ ワイド シャット』感想。創作的に「不能」であること - 僕はジャニヲタの友達が少ない

  • 『ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺』 - 法華狼の日記

    ダルフール紛争を題材とした、2009年のドイツ映画。 停戦を監視しているアフリカ連合AUの警備隊に道案内をたのみ、小さな村での取材活動を許されたジャーナリスト6人。その無力感にさいなまれた顛末を描く。 http://gyao.yahoo.co.jp/p/00938/v00171/ GYAO!で4月7日まで無料配信中。星の数が少なめなのは、あまりに救いのない展開に賛否両論なため。 ラズベリー賞ノミネートの常連で、受賞経験も2度あるウーヴェ・ボル監督。その最低ぶりは題材にした映画まで存在するほどだ*1。安っぽいアクションやホラーばかり撮っているので、しょっちゅうGYAO!で配信されては微妙な評価を受けている。その監督が手がけたオリジナル作品ながら、異様なほど評判がいい。 視聴すると、たしかにラズベリー賞の常連らしい作風が全体にただよっている。手持ちカメラのゆれつづける映像はひどいし、たいして意

    『ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺』 - 法華狼の日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2014/03/20
    これは観てみたい……!
  • Vampire Hunter D: Bloodlust - Subtitulado al Español [Película Completa]

  • ■ - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

  • 同僚のおばちゃんをいじめることはなぜナチスに加担することと共通点があるのか〜『ハンナ・アーレント』 - Commentarius Saevus

    シネマカリテでようやく『ハンナ・アーレント』を見てきた。最初のうちは大混雑だったそうだが今はそうでもなくゆっくり楽しむことができたのだが、とにかくむちゃくちゃ良い映画である。哲学論争なんてなかなか映画化しにくい題材だと思うが、演出も演技も映像もよくできていて、先週見た『ゼロ・グラビティ』なんかより十倍はフェミニスト的でかつ面白い。 ストーリーのほうは哲学者アーレントがアメリカに渡り、『イェルサレムのアイヒマン』を書いた時期に焦点をあてたもの。アーレントがナチスに加担した師ハイデッガーや抑留の暗い記憶に悩まされつつもこの有名な著作を仕上げ、これによってユダヤ人コミュニティをも含むいろいろな人々からいじめや中傷を受けるのに果敢に応戦する、というものである。今からすると『イェルサレムのアイヒマン』における「悪の凡庸さ」(ホロコーストみたいな悪辣な迫害や殺戮というのはモンスターとかソシオパスみたい

    同僚のおばちゃんをいじめることはなぜナチスに加担することと共通点があるのか〜『ハンナ・アーレント』 - Commentarius Saevus
    yomimonoya
    yomimonoya 2014/01/05
    「悪に対抗するには知的向上心と深い思考の両方が必要なのである」
  • ΤΑΞΙΔΙ ΣΤΑ ΚΥΘΗΡΑ 1984

  • 『晩鐘』後半 感想 - 劇的なチャイナ

    え~、遅れに遅れていた『晩鐘』後編の感想です。 ほっとくといつまでも書かないので、「終戦」記念日にUPを目指して書いてみました。・・・・・・ちょっと遅刻したけど。 これまでの記事は以下を参照ください・・・・・・何年越しだよ、この記事。とりあえず宿題が一つ片付いてほっと一息。 『晩鐘』総合案内 『晩鐘』前半 『晩鐘』中篇 『晩鐘』後半 あらすじ 以下、完全ネタばれです。 最初に補足を。劇中では言及が無かったけど、百度百科および映画を見たら捕虜の日兵や上官には名前や階級があるそうなので、感想をわかりやすく書くために提示しておきます。 捕虜の日兵(行き倒れていたところを八路軍兵士に救助される)→山田 上官1(兵士らに集団自決を命令)→中尉 上官2(洞窟内で発狂)→軍曹 さて、この映画に対する日中の映画評のいくつかを見たが、一部の映画評では「戦争の悲惨さ」を表現し、「八路軍の人道主義を体現」

    『晩鐘』後半 感想 - 劇的なチャイナ
    yomimonoya
    yomimonoya 2012/08/16
    「人は自己欺瞞を貫徹するためには死を選ぶことも辞さない、ということである」「過去に目を閉ざす者には未来も暗闇の中にある」
  • 原節子、死者の代理人 - ohnosakiko’s blog

    先日、ずっとかかりっきりだった原稿に一段落ついたので、一人で”小津トリエンナーレ”を開催した。”小津トリエンナーレ”とは三年に一回(くらいの割合で)、家にある小津安二郎の映画DVDを数日かけて観直すことである。『晩春』(1949)以降の作品のうちの10だけだけど。 小津作品の批評や研究も多い中、以下のような指摘も既にあるかと思うが、自分的に発見だったので書いておく。 いつも思うのが、原節子という女優の特異さだ。 周囲の人物はその役柄に嵌りその役柄を生きている人に見えるのに、原節子だけはいつも少しだけ浮いている。まったくもって生臭み、俗世間臭さがないのは、日人離れした骨格や目鼻立ち、あの発声と言葉遣い、服装(『東京物語』に顕著だが、白いブラウスと長めのスカートという超シンプルなスタイルが想像させる潔癖さ)のせいもあるが、それだけではない感じ。周囲の人々の中で、彼女だけ何か特殊な、この世の

    原節子、死者の代理人 - ohnosakiko’s blog
  • 第二次世界大戦中、ディズニーが製作した対戦車用ライフル「MK-1」の撃ち方トレーニングビデオ

    第二次世界大戦中にあのディズニーが製作したという、対戦車銃(アンチ・タンクライフル:boys MK-1)のトレーニングビデオ。映像の前半にはアニメーションで、いかにMK-1が戦車に有効なのかをヒトラーを使って描いており、後半(3:20~)は、実際にその性能や使い方が実写で解説、アニメーションと実写を使ってのわかりやすい説明となっているんだ。

    第二次世界大戦中、ディズニーが製作した対戦車用ライフル「MK-1」の撃ち方トレーニングビデオ
  • ひとはイメージという病にかかった(2)

    おそらくその映像自体がテレビの宣伝のための映像だろうが、不況(これもイメージの力と結びついている)のために物を買い控える人々を取材したニュースの中で、増えつつあるタイプとして取り上げられていたある若者が「外国には行かない、テレビで情報を見れば十分」と答えていたことを信じるなら(笑)、現在はますます情報操作される人々が増加中だということになり、そんな状況を憂えてか某テレビ局の開局50周年記念番組で天野祐吉、テリー伊藤、姜尚中といった人々が一様に「テレビのフレームの外を見る想像力」を養うことが必要だと連呼していたが、それをテレビ番組が実践することは決してできないだろう。画面に疑問を持たせないようにその中をクリアにすること、画面の中のインフォメーションに観客の視線を囲い込むこと、フレームの外側の世界を消去することこそが、テレビの機能だからである。「不適切な編集に対する謝罪」は常に正面からカメラに

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/06/17
    「テレビには「正しい編集」「正しい映像」によって多くの映像を隠蔽する不自由があることを視聴者に意識させないという欺瞞がある」「消費に耐え蘇生するための時間をとどめていた」
  • 『沓掛時次郎 遊侠一匹』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    (※2001年7月に、当時のサイトにアップしたもの。古いテキストです) (東映京都) 監督:加藤泰 脚:掛札昌裕 鈴木尚也 撮影:古谷伸 照明:中山治雄 美術:井川徳道 原作:長谷川伸 編集:宮信太郎 音楽:斎藤一郎 出演:中村錦之助 池内淳子 東千代之介 岡崎二朗 阿部九州男 清川虹子 渥美清('66) これは当に傑作だと思います。観終わると、泣きすぎて目がはれてしまう作品。 内容。沓掛時次郎(中村錦之助)と、弟分の身延の朝吉(渥美清)。時次郎は一宿一飯の恩義によって虫けらのように利用される、やくざの情けなさを身を持って感じているが、元百姓の朝吉は男を売り出すことに夢中だ。その日もわらじを脱いだ一家で出入りが起こった。そして時次郎が止めるのも聞かず出かけた朝吉は一人きりで斬りこみ、絶命してしまうのだった。 一方旅を続ける時次郎は、渡り船で柿をくれた母子とつかの間の道連れとなり、心和

    『沓掛時次郎 遊侠一匹』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
  • budsceneな毎日 4.14 【南三陸にて映画鑑賞会実現】 支援活動報告

    事故の苛立ちと、機材の心配もあり目は覚め覚めですので、約450kmの運転もなんのその! 同行した弊社伊藤とLoaded Films 水野さんと色々な話をしながら向かいました。 現地が近付くにつれ自衛隊の車も多くなり緊張が高まります。 山の中を車で走ってきましたが、いきなり視界が広がりました。。。。。 そこからは車の中の会話も無くなります。 道のみの残し他の場所はガレキの山です。実際に現地を観ると、津波の高さが恐怖に変わります。 きっと皆がこの高さまで津波はきたのか・・・と感じたはずです。 南三陸町の避難所の拠点となっているベイサイドアリーナに到着しました。 ここで開催すると、ソーシャルツアー 隼さんとお話していたのですが、各避難所で支援者を振り分けているとの事で、確認を取り林生活センターへ向かう事となりました。 到着したのは約70名が集まる、林生活支援センターです。 おじぃちゃん、おばぁち

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/04/16
    人はパンのみにて生くるにあらず。
  • 2011年02月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/02/19
    エントリ内容そのものは興味深い話なのだけれど……このタイトルだと「外国人=暴力沙汰」と短絡する人みたいなのが気になるのぅ(汗
  • dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 『イップ・マン 序章』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

    東京国際映画祭で『イップ・マン 序章』『イップ・マン』を観ました。原題は『葉問』『葉問2』、日では2作目に当たる『イップ・マン』しか公開しないという噂。 この2作は詠春拳の師匠で、ブルース・リーにも教えを施した葉問(イップ・マン)の伝記映画。葉問をドニー・イェンが演じます。 『イップ・マン 序章』は感銘を受けましたよ。 お話は戦前から始まります。裕福な葉問(イップ・マン)は佛山という武術が盛んな土地で暮らし、人々から信頼される徳の篤い人物。詠春拳の遣い手としても優れていますが、謙虚なので武館を開くことはしません。それでもみんなが何かと相談にくるので、は葉問が自分の子どもより武術を大事にしていると癇癪を起こすため、なるべく自宅に武道家が訪れるのを避けたりと、恐家状態。 しかし日中戦争が起こり、葉問の立派な邸宅は日部に占拠されます。葉家族は一気に困窮へ陥り、一文無しでその日の米に事

    『イップ・マン 序章』 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/11/28
    「日本人という民族に属するからには、まだその負い目を感じていなければいけない気まずさを感じます」う〜ん、八重子さんでもそうなのか……とちょっとオモタ。
  • 47NEWS(よんななニュース)

    苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実

    47NEWS(よんななニュース)
  • 玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記

    朝日新聞10月29日夕刊に河瀬直美監督作品『玄牝』の映画評を書いた。作は愛知にある吉村医院を追いかけたドキュメンタリー。河瀬直美+吉村医院ということで、どんな怖ろしいものができているのかと恐怖に駆られた人も多いのではないか。 吉村医院は自然分娩を標榜し、一部で熱狂的な支持を受けている産院である。その一方で妊婦と胎児を不必要に危険にさらし、周辺の医院に無用な負担をかけている、とする意見もある。以下のような議論を参照していただきたい。信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産 その二 見る前は「お産ともなると精神的なものも大きいし、精神ケアとしてはありかな」くらいに考えていたんだが、映画がはじまって五分くらいで「こりゃないわ」と思ったよ。 吉村医師はこんな調子なのだ。 「今のお産が異常なのは、社会が異常だからだよ。江戸時代ぐらいの社会に戻れば、お産の異常なんかなくなる……医者がお産は危険だ危険だって

    玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/10/31
    「あきらかに河瀬直美のドキュメンタリスト魂が本人の思想を裏切っている」←おお、それは興味深い、観てみたい。
  • 表現とは罪を犯すこと 瀬々敬久×中原昌也対談 | CINRA

    複数の殺人事件をきっかけとし、加害者・被害者たちの絡み合う人生と復讐劇を描いた『ヘヴンズ ストーリー』。「罪と罰」「少年犯罪」「復讐の先にあるもの」など、現代の社会では目を背けることのできないテーマに正面から取り組んだ濃密な傑作だ。監督は『ドキュメンタリー 頭脳警察』(09年)、『感染列島』(09年)、『ユダ』(04年)などで知られる瀬々敬久。ピンク映画界からキャリアをスタートさせ「ピンク映画四天王」の1人として名を馳せた同監督は、現在ではジャンルを越境しさまざまな作品を発表している。そして作では、あえて「自主制作映画」の手法を用いて4時間半に及ぶ大作を撮り上げた。今回、その魅力を深く知るために、映画の公式サイトに感動的なレビューを寄せている中原昌也氏をお呼びして対談を行った。冗談を交えつつも、話題は『ヘヴンズ ストーリー』の背景から日映画界の未来にまで大きく広がり、旧知の仲である2人

    表現とは罪を犯すこと 瀬々敬久×中原昌也対談 | CINRA
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/10/15
    「つまり、表現するということは罪を犯しているということ、ヤバいところに触れざるを得ない部分が絶対にあるんですよ」「やりたいことと技術は一緒にならないと意味がないし、良い作品には必ずそれがありますよ」