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概念と科学哲学に関するyomayomaのブックマーク (10)

  • 病的科学 - Wikipedia

    病的科学(びょうてきかがく、pathological science)とは、存在しない現象を、多くの人で観察してしまうことで成り立つ分野である[1]。疑似科学よりも科学に近い位置づけにある[1]。 1989年にアーヴィング・ラングミュアによって発表された[1]。定義したのは、その36年前の1953年である[1]。 ラングミュアは、病的科学の徴候を以下のように指摘している[1]。徴候(symptom)であり、科学と病的科学の間に線を引くためのものではない[1]。 観測された最大の効果についても、それを引き起こした原因物質は検出限界ぎりぎりの極めて微量のものであるとされる。効果の大きさと原因物質の量の間には、相関関係がほとんど見いだせない。 その現象の発現は大変弱く、一貫して検出限界ぎりぎりであり、統計的な有意性があまりにも小さいので、測定を何度も繰り返さなければ確認できない。 非常に高い精度

  • 歴史で学ぶ量子力学【4】「量子力学を理解しているものは、一人もいないと言ってよい」【最終章】 - ナゾロジー

    ニュートン以来、長きに渡って物理学が描いてきたのは、因果律に支配された決定論的な宇宙でした。 「現在が正確にわかっていれば、未来を予測できる」という、いわゆるラプラスの悪魔は、こうした古典物理学の常識を究極的に突き詰めていった場合に導かれる結論です。 しかし、ハイゼンベルクの不確定性原理は、こうした考え方にトドメを刺しました。 そしてそこから、ボーアは「物事は観測によって決定される」(逆に言えば、観測するまで物事は決まっていない)というコペンハーゲン解釈を発表しました。 「未来は決まっていない。あるのは可能性だけだ」というのは、少年漫画のオチみたいで素敵ですが、決定論と因果律を尊ぶ物理学者たちには受け入れがたいものでした。 特にアインシュタインは確率などに頼らず、明確に電子の状態を決定できる隠されたパラメータが存在するはずだと考えました。 例えばAとBの2つの箱があり、片方にだけボールが入

    歴史で学ぶ量子力学【4】「量子力学を理解しているものは、一人もいないと言ってよい」【最終章】 - ナゾロジー
  • デマ論議にとことんつきあう渡邊教授(@ynabe39)

    渡邊芳之 @ynabe39 「再臨界で大爆発系のデマ」と「外国人の窃盗団が系のデマ」もそれぞれ「独自の固定客層」を持っている。「流言やデマには伝達者の不安や願望が反映される」という社会心理学の教科書的知識がきちんと現実を説明することに驚く(それに驚くのも変だがw)。 2011-05-16 06:38:20 渡邊芳之 @ynabe39 いっぽうで「なにかをデマとして否定する心理」にも同様にその人の不安や願望が反映されるということは私の知る限り教科書には書いてなかった。デマを否定する側が常に冷静で真実に近いとは限らない。これから社会心理学の授業をするときにはそれについても述べたいと思う。 2011-05-16 07:08:06

    デマ論議にとことんつきあう渡邊教授(@ynabe39)
    yomayoma
    yomayoma 2011/05/18
    デマだとされてた情報が今「事実」とされた、「事実」を記述したものだった場合、人は何を言うか
  • 心理主義 - Wikipedia

    心理主義(しんりしゅぎ、英: psychologism、独: Psychologismus)は、価値、真理、妥当性などの抽象概念を何らかの心理的作用として把握しようとする学問上の態度を意味する。これは、特定の思想というよりもむしろ、功利主義、唯物論、科学主義などのように形而上学的思弁的議論を好まない思想に広く見られる方法論のひとつである。哲学上の心理主義はフッサールなどが「論理・認識論的な考慮を払わず心理学的なものを重視しすぎる」と批判的に用いたことに始まる。 芸術上の心理主義は、人物の心理描写に重きを置く創作態度を指す。 心理主義は、多くの場合、実験や観察によって確定できない概念(価値、正しさなど)を実証可能なものとして扱うために採用される。確かに、「価値とは何か?」という議論を思弁的に行うよりも、「価値とは個々人の嗜好である」と定義して誰が何を嗜好するかを観察する方がずっと明快である。

  • Symmetry

    2つ以上のものを同じとみなすこと(同一性,等価性)や,異なるものの間に類似性を感じとることは,われわれの認知の根幹をなす重要な能力である. この世の中には,厳密な意味で完全に同じものは存在しないため,同一性や類似性の認識のためには何らかの抽象化が不可欠である. このような能力は,カテゴリー化はもとより,語彙獲得や類推,帰納,演繹などの推論にも不可欠なものである. このような能力は,比較認知研究や発達研究において調べられてきた刺激等価性と関係が深い. 弁別学習における刺激等価性の一つである対称性とは,「A(見刺激)→B(比較刺激)」の学習によって「B→A」の関係が獲得されたときに成立したとされる性質である. 興味深いことに,対称性は,ヒト以外の動物には獲得が困難であることが知られている.たとえば,実物のリンゴを見たら「リンゴ」と書かれた方のカードを選択する訓練を受けた後,今度は逆に,「リン

    yomayoma
    yomayoma 2009/10/15
    「対称性バイアス」/一般化
  • 「ありもしないものを見る」のが人間@京大霊長類研シンポレポ(後) - 地下生活者の手遊び

    では前回のつづき。チンプの知的能力について。 チンプの記憶力 タッチパネルを使ったチンプの記憶力テスト。画面のランダムな位置に、1〜8までのアラビア数字が映し出される。すると、チンプは1から順番に手つきよく画面をタッチして消していく。つまり、チンプはアラビア数字が順番を表すことを理解していることがわかる。 次に やはり画面のランダムな場所に1〜8のアラビア数字が映し出されるのだが、1をタッチすると同時に2〜8の数字のうえに■が重ねられて隠される。しかし、チンプはものともせずに2〜8の数字を間違えずに順番でおしていく。このテストを何回か行ったのを映像で見たが、数字が映し出されるとほぼノータイム(1秒以内)に1を押し、その後もノータイムでさくさくと間違いなく数字を押していく。 これ、僕にはとてもできない。 さらに やはり画面のランダムな場所に1〜8のアラビア数字が映し出されるのだが、今度は一瞬

    「ありもしないものを見る」のが人間@京大霊長類研シンポレポ(後) - 地下生活者の手遊び
  • エネルギーとは何か - 小人さんの妄想

    私の高校時代に、クラス中が一目置く、すごい秀才がいました。名前を仮にI君としましょう。 あるとき何かのきっかけで、I君がこんな問題を出しました。 「位置エネルギーっていうのは、わかったようで、よくわからないよね。」 そう言ってI君は、こんな図を書きました。 「質量mの物体を、高さhまで持ち上げたときの位置エネルギーって、こんな風にして計算するだろう。 下向きに働く力mgと、ちょうど釣り合うだけの力Fで、hだけ引っぱる。 だから位置エネルギーはmghなのだと教わる。」 「その通りだと思うけど。」 「でも、“ちょうど釣り合うだけの力”だったら、物体に働いている力は、打ち消し合ってゼロのはずだよね。 そのゼロを、どんなに引っぱったってゼロじゃないか。 なのに、ゼロを足し合わせたものが位置エネルギーmghになるなんて、おかしいよね。」 「いや、そんなはずはない・・・」 私を始め、クラスのみんなが「

    エネルギーとは何か - 小人さんの妄想
    yomayoma
    yomayoma 2009/07/14
    「位置エネルギー」/現象と法則の表現
  • http://www.nextindex.net/physics/history/Quine.html

    yomayoma
    yomayoma 2008/11/11
    科学の営為、できること、倫理/応用技術
  • Theory and Observation

    Russell-Hanson's Patterns of Discovery(テキスト5.1。翻訳は「科学的発見のパターン」、村上陽一郎訳、講談社学術文庫。) この、観察の理論負荷性の議論の出所として有名であるが、全体を読めばその主眼はもう少し別のところにあったことがわかる。クーンやファイヤーアーベントのようにセンセーショナルで読みやすい(口当たりのよい)ではなく、かなりタフな内容も持ったである。とくに最後の二章、「古典質点物理学」と「素粒子物理学」は、科学哲学をやるためにはどの程度物理学の具体的知識に立ち入らなければならないかがわかるような議論が展開される。また、仮説や理論の検証ではなく、形成や発見の道筋に科学的探求の醍醐味があるのだ、というメッセージも一貫して流れている。 「観察の理論負荷性」 についての古典的テキストは、ラッセル−ハンスンのこの(1958)の第

  • God & Golem, Inc.

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    yomayoma
    yomayoma 2008/09/02
    「説明の体系」/「可能性」と「蓋然性」/日常生活でのコミュニケーションの話でもある?
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