8月14日、ロシアのセキュリティー企業、カスペルスキー・ラボが、競合他社のウイルス対策ソフトプログラムに良性のファイルを悪性と誤って分類するよう細工し、損害を与えようとしていたことが、元従業員2人の話で分かった。 写真は2013年2月、ワルシャワで(2015年 ロイター/Kacper Pempel) [サンフランシスコ 14日 ロイター] - ロシアのセキュリティー企業、カスペルスキー・ラボが、競合他社のウイルス対策ソフトプログラムに、良性のファイルを悪性と誤って分類するよう細工し、損害を与えようとしていたことが、元従業員2人の話で分かった。 元従業員らは、細工について知る少人数グループにいたと説明。カスペルスキー・ラボが10年以上前から、米マイクロソフトやAVGテクノロジーズ、アバスト・ソフトウエアなどのライバル企業に狙って、顧客のパソコン上の重要ファイルを削除したり、使えなくしたりする