セキュリティ研究者によると、HPの複数のノートPCにインストールされたオーディオドライバにキーロガーのような機能が含まれており、コンピュータへのキー入力を全てログファイルに記録しているという。 スイスのセキュリティ企業Modzeroが現地時間5月11日に掲載したセキュリティアドバイザリによると、そのキーロガー活動はConexant製のHDオーディオドライバパッケージ(バージョン1.0.0.46以前)で発見されたという。このドライバは、HPの多数のビジネスおよびエンタープライズ向けノートPCモデルに搭載されている。 影響を受けるコンピュータ上のユーザーのファイルにローカルアクセスできる人間なら誰でも、パスワードや訪問したウェブアドレス、プライベートメッセージ、そのほかの機密情報にアクセスできる可能性がある。 HPでは、キーロガーとキー入力が記録されているログファイルを削除するセキュリティパッ
全てのキー入力を記録したログファイルが、ユーザーにも読める状態で、Cドライブのフォルダ内に保存されているという。 スイスのセキュリティ企業modzeroは5月11日、HPのPC向けオーディオドライバに、入力内容を記録するキーロガーを見付けたと伝えた。 modzeroによると、問題のオーディオドライバは、半導体メーカーのConexantが開発したもので、HPのWebサイトでドライバパッケージとして提供されていた キーロガーは2015年の12月ごろからHPのコンピュータに存在していたことが判明。最新バージョンの1.0.0.46では、全てのキー入力を記録したログファイルが、Cドライブの「ユーザー」フォルダ内にある「パブリック」フォルダに「MicTray.log」の名称で保存され、ユーザーが読める状態になっているという。 このファイルはログインするたびに上書きされるが、プロセス実行やフォレンシック
仕事や日常の作業でバリバリ使えるプレミアムなWindowsタブレットが注目を集めている。 2013年末から2014年にかけては非常に安価な小型タブレットが市場を席巻したが、その流れは変わってきた。生産性とパフォーマンスに優れ、価格のバランスが考慮されたモデルが売れているのだ。格安タブレットではノートPCの代替品にならないという認識が広まったことと、ハードウェアの飛躍的な進化によってタブレットでもクラムシェル型ノートと同等レベルの性能を実現できたことが、プレミアムタブレット躍進の要因として考えられる。 今回取り上げる日本HPのWindows 10タブレット「HP Elite x2 1012 G1」(Intel Core M7-6Y75搭載版)も、そんな実用タブレットの最右翼に属する製品だ。大きな特徴は、質感と使い勝手に優れるボディ、またキーボード(別売)を採用している点。ペン入力にも対応して
ひさびさに発売した「週刊アスキー 特別編集 冬の超お買物特大号」。やはりアスキーですからPC情報も満載でお届けしています。さて、週アス発売記念と称して「いま、ほしいもの」を聞く本企画、今回ほしいものを紹介してくれるのはPC担当のハイサイ比嘉です。 担当らしく、ほしい製品はこちら。 では例のごとく、ほしい理由を聞いてみましょう。 無線ドッキングステーションも注目の日本HPタブレットが気になる 今ほしいものは、日本HPの12型タブレット「HP Elite x2 1012 G1」、デルの12.5型「New XPS 12」、日本マイクロソフトの12.3型「Surface Pro 4」のどれか。10型から12型程度のタブレット・ノートがほしいと思って探し始めたところで、次々と発表され、物色しているような状態だ。現状では、特にキーボードのデキがいいHP Elite x2 1012 G1に傾きつつある。
米Hewlett-Packard(HP)の分社化により誕生した米HP Inc.は現地時間2015年11月24日、旧HPの2015会計年度第4四半期(2015年8〜10月)の決算を発表した。パソコンとプリンター事業の売上がともに2ケタ落ち込み、減収減益となった。 HPは11月1日に分社化を完了し、パソコンおよびプリンター事業部門をHP Inc.が、法人向け事業部門を米Hewlett Packard Enterprise(HPE)が引き継いでいる。今回発表した決算には、現HPEの事業も含まれる。 第4四半期の売上高は257億1400万ドルで前年同期と比べ9%減少した(為替の影響を除いた場合は同3%減少)。米国会計原則(GAAP)ベースの純利益は13億2300万ドルで同1%減少。希薄化後1株当たり利益は0.73ドルで同4%増加した。 上記の数字には、分社化やリストラ策に伴う費用、法人所得税控除な
日本ヒューレット・パッカードが11月2日、東京・江東区大島の本社ビルで事業説明会を開催した。米国のヒューレット・パッカードが11月2日(現地時間)より、「HP Inc.」と「Hewlett Packard Enterprise(略称はHPE)」に分社化したことによるものだ。 分社化の狙いについて、事業説明会に登壇した日本ヒューレット・パッカード代表取締役社長執行役員の吉田仁志氏は、「以前の体制では、B to BやB to Cといった、それぞれの市場にフォーカスしづらいところがあった。分社化によって、より柔軟で迅速に意思決定を下し、さらに市場の変革をリードしていくといった狙いがある」と語った。他にも「事業責任の明確化」「投資の独自性、柔軟性」などを理由として挙げた。 新ブランドとなるHewlett Packard Enterpriseの新ロゴにも触れ、緑を基調としたデザインになった理由として
米HPが分社化を実行、今日から「Hewlett Packard Enterprise」と「HP Inc.」の2社に 米ヒューレット・パッカードは以前から予定されていた分社化を11月1日に実行し、サーバやストレージなどのエンタープライズ向け事業を行う「Hewlett Packard Enterprise」と、PCやプリンタなどの事業を行う「HP Inc.」の2社に分かれました。 Hewlett Packard Enterpriseの会長兼CEOはメグ・ホイットマン氏。HP Incの会長兼CEOはディオン・ウェイスラー氏。 HPのロゴ(下記左)はHP Inc.が引き継ぎ、Hewlett Packard Enterpriseは新しいロゴ(下記右)を使用することになります。 分社化は2014年10月に正式に発表されていたもの。これまで1つの会社でコンシューマからエンタープライズまで幅広い市場に対応
米HP、パブリッククラウドから撤退し、マネージドサービスと仮想プライベートクラウドへ注力。「HP Helion Public Cloud 」は来年1月で終了へ 「最適なパブリッククラウドの組み合わせを提供してほしいという要望に応えるため、われわれは戦略を変更する」。米HPのHP Cloudシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのBill Hilf氏は、10月21日付のブログポスト「A new model to deliver public cloud」(パブリッククラウド提供の新しいモデル)で、これまで提供してきた同社のパブリッククラウドサービスを来年1月で終了することを明らかにしました。 米HPはOpenStackをクラウド基盤ソフトウェアとして採用し、プライベートクラウド向けにはパッケージソフトウェアとして「HP Helion OpenStack」を提供し、パブリッククラウドとし
米Hewlett-Packard(HP)は2015年10月21日(米国時間)、パブリッククラウドのIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)である「HP Helion Public Cloud」を2016年1月31日に終了すると発表した。パブリッククラウドを求める顧客に対しては「Amazon Web Services(AWS)」や「Microsoft Azure」上でのシステム構築サービスを提供する。 HPはオープンソースソフトウエア(OSS)のIaaS構築ソフトである「OpenStack」を使用して、パブリッククラウドのサービスであるHP Helion Public Cloudを提供しているほか、顧客の社内に構築するプライベートクラウド用にOpenStackのディストリビューション(検証済みパッケージ)である「HP Helion OpenStack」を販売していた。 HPはパ
日本ヒューレット・パッカードは2015年9月29日、統合管理ソフトウエアの新版「OneView 2.0」、クラウドソリューション「Helion CloudSystem 9.0」、アプライアンス製品「ConvergedSystem 250-HC StoreVirtual」を発表した。同社が推進する業務システムのコンセプト「コンポーザブル・インフラストラクチャ」向けの製品。9月29日から販売開始する。 コンポーザブル・インフラストラクチャは、ヒューレット・パッカードが2015年6月に米国で発表したコンセプト。システムを構成するハードウエアの全てをリソースプール化して、そこからワークロードに応じたリソースを切り出すことで、最適なITインフラを迅速に用意できるようにする、というものだ(図1)。 具体的には、サーバー、ストレージ、ネットワークの機器群を用意しておき、用途に応じてサーバー製品の種類や数
360度オープン方式で“気軽”に使い分け可能な2in1 「HP Pavilion 11-k000 x360」(以下、11-k000 x360)は、ディスプレイが360度開いて、クラムシェルのノートブックモードからスタンドモード、テントモード、タブレットモードに変形するタイプの11.6型ディスプレイを搭載した2in1 PCだ。 日本HPの個人向け2in1 PCとしては、10.1型ディスプレイを搭載した「HP Pavilion x2 10-n000」シリーズと「HP Pavilion x2 10-j000」シリーズ、11.6型ディスプレイを搭載した「HP Pavilion 11-k000 x360」シリーズと「HP Pavilion 11-n000 x360」をそろえている。10.1型ディスプレイ搭載ラインアップは着脱式、11.6型ディスプレイ搭載ラインアップは360度開くフリップ式で共通する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く