浜市港北区で11日朝、アパートなど2棟が焼け、1人の遺体が見つかる火災があり、119番を受けた市消防局が火災通報だと認識できずに消防車の出動が14分遅れたことがわかった。 市消防局は検討委員会を設置して、出動遅れと死者が出たことの因果関係などを設置して検証するとしている。 港北署や市消防局によると、火災は11日朝、同区鳥山町の木造2階アパート(4室)で発生。同アパート約200平方メートルが全焼し、隣の木造2階住宅の2階部分約60平方メートルも焼けた。 火元の可能性が高いアパート2階居室の焼け跡から、同室に住む女性(60)とみられる遺体が見つかった。 市消防局の発表では、最初の119番があったのは午前8時46分。固定電話からで、通報者は、遺体で見つかったとみられる女性の氏名を名乗った。 消防司令センターの40歳代の男性職員が通報内容を「『はじ』になった」と聞き取り、「ハチ(に刺されたの)