さなメモの「コンセプトと要件定義」というエントリー(http://www.satonao.com/archives/2011/06/post_3218.html)に寄せられた感想が示唆に富んでいるものが多かったので、練習も兼ねてまとめてみました。
スケジュール通りに進まず一向に終わりの見えないプロジェクト、無事カットオーバーを迎えたがほとんど利用されないまま何年も放置されているシステム、稼動直後からトラブルを発生し利用者に大混乱を引き起こすシステム、運用が複雑で機能拡張もままならないシステム……このようなシステムの話題がたびたびメディアで取り上げられている。 このような失敗プロジェクトには、そもそもシステムに求められる要件を十分に詰めきれないままSIerへの発注を行ってしまったものや、要件を明確にしたつもりでいても、SIerとの間での意思疎通が図れず、要件に関する認識に違いが生じたことに原因があるものが多い。 このように要件が曖昧なままシステム設計/構築を始めると、完成間近になって「こんなはずではなかった」ということになる。慌てて機能の追加や変更を要求することになるが後の祭りである。影響範囲が大きく仕様変更を繰り返す。これではいつま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く