やらせメール問題で、記者会見に臨む阪井原子力部長(左端)ら北電幹部(26日午後9時1分、北電本店で)=栗原怜里撮影 北海道電力は26日、泊原子力発電所3号機(北海道泊村)のプルサーマル計画を巡る2008年の公開シンポジウムで、同社が社員に計画推進の意見を出すようメールで呼びかけていたと発表した。共産党北海道委員会が8月中旬に北電関係者からメールを入手し、同日に記者会見して公表したことを受け、同社が社内調査して判明した。 問題の公開シンポジウムは、道と泊原発地元4町村が主催した「プルサーマル計画に関する公開シンポジウム」で、08年10月12日に岩内町と札幌市を会場に開かれた。岩内の会場には381人、札幌会場には88人が出席。プルサーマル計画の安全性や必要性に関する質疑が行われ、参加者へのアンケートも実施された。 26日午後9時から札幌市の本店で記者会見した北電によると、メールは10月3日に、