小学校5、6年の時、クラスの出し物で男子全員で光GENJIの曲に合わせて踊らされた。 振り付けや並び位置(配役)は女子のカースト上位の何人かがディレクションした。 20人弱いた男子のうち、俺はもちろん端の端で、本番の講堂の舞台では左右にある幕に隠れて見切れるような位置で、モブらしいいてもいなくてもいい踊りをしていた。 ディレクター女子ズは自分たちが配役して真ん中に据えた7人しかほぼ見てないので、踊りの下手さで怒られたりはしなかったが、 踊りたくもない踊りをさせられてどこか辱めを受けているような感覚はあったし、 女子による圧倒的なルッキズムでの男子の順位づけを目にしたし、 今でもこうして覚えてるってことは、俺にとってそれなりに心に刻まれた出来事だったんだろう。 あの時の不愉快さ、理不尽に晒されている怒りは、仕切っていた女子への憎しみは、当時はさほど強烈なものではなかったが、今でも思い出せる感