・このプロジェクトについて 「本を読む」 というのは誰しもが小さい頃からしてきた、とても自然な行為です。それを通じて、色々な事を知り、色々な事を感じたり、考えてきました。 様々なメディアで言われている、子供の活字離れ、という問題や、電子書籍化による「本」というメディアの減少、などに小さい頃から本を読み、本を触ってきた自分としてはとても寂しい気持ちがありました。 自分の作品を通じて、小さい頃から「本」を身近に感じ、楽しい、と思えたら、一人でも多くの子供達に感じてもらおうと、よむためのいえプロジェクトは動こうとしています。 ・作品が生まれた経緯 「よむためのいえ」を大学の卒業制作として作るにあたり、東日本大震災が一つのキーワードになりました。 実際現地に行った人の話やメディアの情報などで、避難場所での"プライベートスペ―ス"という自分の周りの空間ということの重要性を知り、そのことをテーマの卒業