中国のネットワーク通信技術において4G(正確にはLTE)が正式に導入されてから1年半、3Gが淘汰され、2G(GSM/GPRS/EDGE)と3Gがまとめて4Gに移行するという傾向となっている。最近、中国最大にして世界最大の携帯キャリア、中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)がこれまで独自仕様を貫いてきた3G仕様【TD-SCDMA】の基地を段階的に、しかし閉鎖していくことを決めたという。 段階的なTD-SCDMA基地の撤退、具体的な方法とは つまりこれは、TD-SCDMAが歴史の舞台から去って行くことを意味し、最終的には2G(GSM)よりも早く退場となってしまう可能性もあるということだ。 上図の中国移動によるTS-SCDMA基地廃止計画をみると、計画は三段階にわかれている。まずは第一弾として一日のネットワークパケット流量が100MB以下という非常に少ない基地を廃止するようだ。中
