5月のある雨の朝、夫婦で仕事場に向かう途中、車の信号待ちの時にふと隣の車線を見ると、雨にぬれた子猫がはいつくばっていた。動物病院の検査では、後ろ脚の大腿骨の骨折が見つかる。子猫は新しい家族として迎えられ、同伴出勤ですくすく育っている。 (末尾に写真特集があります) 「車道に子猫がいる!」 朝からの雨だった。多田秀行・千恵さん夫妻は、車で自分たちの店に向かっていた。10時にお客の予約が入っているのだ。ハンドルを握っているのは秀行さんで、片側2車線ある大通りの左車線を走っていた。赤信号で停車したとき、ふと右車線を見た秀行さんは、驚いた顔を妻に向けて言った。「そこに子猫がいる!」 幸い、右の車線は車が走ってなくて、2~3台がゆっくりと後ろに続いて停まっただけだった。すぐさま、ハザードランプをつけて路肩に車を停めた。後続車に手ぶりで「すみません」と伝えながら、千恵さんは子猫を保護した。 タオルハン