
世の中には多種多様なデータベースがあるが、中でもまず知っておくべきは、広く業務で使われているリレーショナルデータベースだ。@IT eBook Vol.2は、@IT Database Expertフォーラムの人気連載、『ゼロからのリレーショナルデータベース入門』全12回を一冊に再編集してお届けする。 本連載は、タイトル通り「RDBの運用とはどのようなものか」をざっと理解できるように企画した、まさしく入門用のコンテンツ。書籍などの「入門書」では、ある程度データベースシステム運用の経験がある人を対象にした、いわば“プロのための入門書”であったり、特定のプロダクトに入り込んだ難しい解説が多いものだったりと、前提知識なしで「どんなものか」をイメージするには、少々ハードルが高いものも少なくない。その点、本連載はさほど前提知識がなくとも「どんなものか」をイメージしやすいよう配慮して仕上げている。 特に、
日本ではそれほど利用者は多くないかもしれないAdobe Digital Editionsが個人情報関連でちょっとした騒ぎとなっている。何が起こっていたのか。 Adobe Systemsの無料電子書籍ビューワソフト「Adobe Digital Editions」(以下ADE)は、数百万人の読者が電子書籍を端末(電子書籍リーダー、タブレット、スマートフォンなど)に転送するために利用している。 ユーザーが電子書籍をADEのライブラリに追加するたびに、関連データがプレーンテキストのままAdobeのサーバに送信されている。そのデータには、ユーザーID、端末のID、IPアドレス、読書履歴(どこまで読んだかや、読み終わるのにかかった時間)が含まれる。それなりのツールを使えば、誰でもあなたの読書習慣を監視でき、あなたの個人情報は簡単に悪人の手に落ちることになる。 Adobeに電子書籍の関連情報が送信される
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