DNSSEC では、各ゾーンの権威 (authoritative) サーバが使う鍵は上位ゾーンの権威サーバによって署名され保証されます。 DNS ツリーのルート以下全てのゾーンが DNSSEC に対応していれば、リゾルバが持つべき鍵はルートゾーンの署名に使われる鍵ひとつとなります。しかし DNSSEC が普及していない現状では、DNSSEC に対応している個々のゾーンの鍵を各リゾルバが持っておく必要があり、DNSSEC に対応したゾーンが増えればそれだけ鍵の管理の手間も大きくなります。 このような状況に対応するための暫定的な仕組みとして、ISC(Internet Systems Consortium) では DNSSEC Lookaside Validation(DLV) という技術を提唱しています。 DLV に対応したリゾルバは、上位のゾーンで提供されるべき DS(Delegation
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