給料を元手にお金を増やすのが簡単だったのは高度成長期だった約30年前までの話。でも、今の時代においても個人資産を増やす秘密兵器が…?

給料を元手にお金を増やすのが簡単だったのは高度成長期だった約30年前までの話。でも、今の時代においても個人資産を増やす秘密兵器が…?
今年入社の高卒の新人と雑談していて「会社の確定拠出年金のこととか何を選ぶのがいいとか分からない」という。集合研修でも制度そのものの解説はあったけどよく分からず、学校でも習わなかったので、漠然としか分からないと言っていた。 それで「自分はこういう理解で、こうしている」を整理して伝えることにしたのでそのメモ。結論としては「長期でインデックス投信」なのだけど、そこに至るバックグラウンド等も含めて説明したいと思った。 前提 そもそも趣味や仕事に注力したいので、株や不動産を一生懸命やりたいとは全く思っていない。 自分は普通の会社員で、その道のプロ(銀行員や証券マンやファイナンシャルプランナー)ではない。 大損は絶対に嫌だし、時間を遣いたくない。株の勉強とかもしたくない。 経済システム 現在は「産業資本主義」というOSで世の中が運用されている。 このシステムでは「富の総量が時間の経過で増えていく(右肩
「もっと多くのお金を稼ぎたい」 「将来のために資産を増やしておきたい」 老後2,000万円問題などが騒がれている昨今、このような思いは誰しもが少なからず抱いているでしょう。そんな中で、本業の収入以外にも「投資」で資産を増やしたいと考える方も多いのではないでしょうか。 株式・FX・債券など投資商品は数多くありますが、不動産も代表的な投資商品の一つです。 かつて不動産投資は、地主や昔からの大家さんなど「一部の裕福な人のための投資」でしたが、今では「サラリーマン大家」と呼ばれる投資家も急増しており、以前よりも身近な投資商品になっています。 一方で、しつこい営業、失敗したサラリーマン大家の話、銀行の不正融資問題など、マイナスなイメージが先行しがちな投資商品でもあります。 しかし、不動産投資は適切に取り組めば、株式やFXと比較してリスクの小さい投資商品と言えるでしょう。しばしば、ミドルリスク・ミドル
この記事は 2020 年に書かれたものです 前提 shunirr の独自研究による財テクをまとめています shunirr は、そこそこの規模の会社勤務なソフトウェアエンジニア (退職金や企業型 DC は無い) 、独身、副業は特にやっていない 状況の異なる人間は役に立たない情報である可能性が高い フリーランスなどの自営業、スタートアップ企業勤務、あるいは歴史ある大企業勤務、など 結婚してる、家族がいる、など shunirr の思想・価値観によってまとめられているので異なる価値観の人には合わない可能性があります shunirr は全てを実践してはいません 基本的な考え方 資産を増やす方法はいろいろあるけど、税金を減らす方法はあんまり無いので、出来るならやっておきたい 税金は減るとお得だけど、税金が減る額よりも儲かる金融商品があるなら、そっちを買った方がお得 商品の金利や運用益が非課税なものより
2024年9月13日、「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」が日経BPから出版されました。詳しくはこちら。 はじめに 資産運用で 99 点をとる方法とその考え方について説明します。この記事の対象はいわゆる「普通の人」です。 資産運用は趣味ではない。 資産運用を始めてみたいが何をしてよいのかわからない。 資産運用をすでに行っているが毎年ころころと方針を変えてしまっている。 資産運用に無駄に時間ばかり費やしている。 今のところ資産はすべて銀行の普通口座や定期預金にいれている。このまますべて現金でおいておくのも何か損しているみたいでモヤモヤする。だけど難しいことは勉強したくないし時間も使いたくない。 といった人たちです。 記事では最初に結論、すなわち「やるべきこと」を述べます。資産運用で 99 点の投資効率を達成するためにはこの結論部分だけを実行するだけでよいです。 次に、それだけ
この連載は、マネーの賢者にこれからのお金のあり方や経済システムについての考え方を聞く…のではなく、読者がもっと気になっているであろう「賢者自身のお金の話」にフォーカスしたインタビュー企画です。 記念すべき第1回のお相手は、新R25の親会社であるサイバーエージェント代表の藤田晋。「ふだんなら絶対に断っている企画」と拒絶されながらも、無理やり取材を取り付けました。
三井住友銀行のウェブサイトを見ると、投資信託の案内をしているところに、ファンドランキングというのがあって、同行での販売額の順位を知ることができます。では、この原稿を書いている時点で、一番売れている投資信託は、どういうものなのか。 豪ドル建ての「欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド」 これは、どなたでも、三井住友銀行のウェブサイトにいけばわかることですが、「欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)」というものです。過去の1月間、3月間、6月間のどれをとっても、このファンドが一番売れているのです。 このファンドは、「欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド」というわけですから、主として欧州の低格付の(従って、高利回りの)社債等に投資するもので、もともとの通貨は、ユーロと英ポンドが主体のはずです。それを、わざわざ、豪ドル建てにしたところが、奇怪というか、何というのか、とにかく、不思議なわ
投資の教科書 株式事務局 投資の教科書株式事務局では、株式投資で稼ぐ力を身につけるために必要な基礎知識をはじめ、実際に成果をあげているトレーダーの手法、分析方法などを、初心者にもわかりやすくお伝えしています。 1.まずは理解!IPO(新規公開株)とは IPOとは未上場の株式を市場で取引可能にするために行う手続きのことで、新規に株式を公開することをいいます。簡単に言うと、上場してその株式を売買可能にすることです。このIPOは個人投資家に人気があり、株式投資の中でもとりわけ初心者が手がけやすくIPO投資のみをしている人もいるくらいです。 メリットとして、会社側としては市場に上場し資金調達をしやすくすることができればそれだけビジネスの幅も広がるし、企業の信頼性や知名度もアップしたりします。 また、上場することにより企業の社会的責任への意識の向上につながるなどのメリットがあります。既存の株主にとっ
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