UbuntuはEucalyptusの採用で多数のクラウド構築機能を提供する“クラウド自作キット”となる。 米国立科学財団の支援を受け、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)の大学院生が中心となって開発したプロジェクトからEucalyptus Systemsというベンチャー企業が誕生した。設立されてまだ3カ月の同社が開発したオープンソースの新しいクラウドインフラソフトウェアは、Ubuntu 9.04および次期エディションのUbuntu 9.10の重要なコンポーネントとして採用されることになった。 Ubuntuは、Debian Linuxをベースとする人気の高いオープンソースOS。英Canonicalの創業者で開発者のマーク・シャトルワース氏によって開発された同OSは、企業のITシステムでの利用が拡大している。Eucalyptus Systemsが開発した「Eucalyptus」は、オ
~Amazonとユーカリ、コアラが好きなのはどっち?~ Ubuntuで始めるクラウドコンピューティング Ubuntu 9.10には、EucalyptusをベースにしたAmazon EC2/S3互換の仮想化環境構築ソフトウェア「Ubuntu Enterprise Cloud」(UEC)が含まれています。早速試してみませんか(編集部) Ubuntu Japanese Team/株式会社創夢 吉田 史 2009/11/25 EucalyptusとUEC 10月29日にリリースされたLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.10」(開発コードネーム“Karmic Koala”)には、「Ubuntu Enterprise Cloud」(UEC)という、Amazon EC2/S3互換の仮想化環境構築ソフトウェアセットが含まれています。 UECはUbuntu 9.10の主要機能の1つとして開発
2009/03/27 Linuxディストリビューションを提供するUbuntuコミュニティは、最新版となる「Ubuntu 9.04」(コードネーム:Jaunty Jackalope)のベータ版を公開した。2009年4月23日に正式リリースされる予定のもののテクノロジプレビュー版として、デスクトップ版、サーバ版、ネットブック版、ARM版などのほか、Linuxをメディアサーバにする「MythTV」を統合した「Mythbuntu」、マルチメディア処理向けの「Ubuntu Studio」など各種機能に特化したバージョンもリリースされている。 Linuxカーネル2.6.28、GNOME 2.26、X.ORG 1.6などを採用。オプションとしてext4ファイルシステムが選択可能となったほか、起動時間を大幅に短縮したという。また、CD/DVDライティングソフトが追加されたほか、マルチディスプレイ対応が強化
先日は大阪府箕面市で「脱MS」でUbuntuによるシンクライアントシステムを全市立小・中学校に導入というニュースがありました。夕張市でも導入というニュースがありましたが、私の周りでもUbuntuの導入を検討したいという話が、最近特に増えてきています。 世相?なんて言うとそれらしく聞こえてしまう今のご時世。でもそんなのだけではないような。。。 私がいたスパコン業界では、過去7年ほどの間でLinuxのシェアが数パーセントだったものが、今や90%を超えるに至っています。 LAMPと呼ばれるLinux, Apache, MySQL, PHP,Perl, PythonなどのオープンソースがいわゆるWeb2.0の世界を大きく発展させ、AmazonやGoogleがリードするクラウドの分野もオープンソースをベースに構築されています。 クラウドの世界を大きく発展させた仮想化技術も、サーバの仮想化にとどまら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く