位置情報を利用した無料のスマートフォン(スマホ)ゲーム「Ingress(イングレス)」を開発・提供する米Googleの社内ベンチャーNiantic Labs(ナイアンテック・ラボ)は、世界的な保険・資産運用企業である仏AXAグループとの提携を決めた。合計で約2万店に及ぶAXAの支店が、ゲーム内の仮想の拠点「ポータル」になるほか、AXAのロゴが入ったアイテム「AXAシールド」が登場する(写真1)。Ingressがゲーム内に広告付きアイテムを導入するのは今回が初めて。まずドイツやイタリアなど6カ国で本日から、日本でも2015年に導入される。なお、契約金額や期間は公表されていない。 AXAシールドはゲーム内で最強の防御アイテムとして扱われる。通常のポータルでも入手できるが、AXA支店のポータルでは入手確率が高まるしくみになるという(写真2、3)。まずはドイツ、イタリア、スペイン、ポーランド、イン