「性愛」格差論―萌えとモテの間で (中公新書ラクレ) 作者: 斎藤環,酒井順子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (117件) を見る 酒井:斎藤(環)さん自身の青春時代は? 斎藤:もちろん暗いものでした。 (中略) あの頃の筑波というのは、抑圧の場所としてはすごいものがある。筑波全体が、というわけではなくて、要するに若い男女が地理的に隔離された結果、極端に流動性が高い場所ができてしまったんですね。結果として男女関係については、それこそ勝ち組、負け組的な格差が広がりやすくなり、私のような負け組はルサンチマンをため込みつつ必然的におたく化していくことになる。 (斎藤環,酒井順子『「性愛」格差論―萌えとモテの間で』(中央公論新社)p94から引用) 上の本にあったこのくだりを読んで「あ、やっぱり筑波っ