ビョルン・ヨーハン・アンドレセン(Björn Johan Andrésen、1955年1月26日 - )は、 スウェーデンの俳優、歌手。ストックホルム出身。 ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画作品『ベニスに死す』(1971年)の美少年タジオ役で広く知られている。 デンマークで育った母親は、ヨーロッパを転々としながら過ごすボヘミアンであったという。パリの芸術家のコミュニティに入り浸っていたが、生まれる前に死亡したとされる実の父親は不明である。10歳の時、夫に捨てられ不安定になっていた母が自殺し、祖母に育てられた。ストックホルムの音楽学校でクラシックを学んだが、好みはビートルズなどのロック。友人達と13歳の頃からバンドを組み、あちこちで演奏していた[1]。 美容師であった祖母の執拗な勧め[2] で子役としての活動を始め、1969年にストックホルム郊外で撮影された青春映画『純愛日記』(1970年)