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朝ドラ『らんまん』第6週では、万太郎が植物標本に愛と情熱を注ぐ様子が描かれました。 万太郎のモデルで植物学者の牧野富太郎博士は、生涯を通して40万枚もの植物標本を集めました。 標本を保管するのに使われたのは新聞です。 実はその新聞が、全国各地の“失われた歴史”の空白を埋める貴重な資料になっているのです。 牧野博士のもうひとつの功績に迫ります。 (高知放送局 ディレクター 篠塚茉莉花) 万太郎の大荷物の中身は…? 植物学の道に進むため東京に出た万太郎。 まずは下宿を探しますが、どの大家からも「荷物が多すぎる」と断られてしまいます。 荷物のほとんどは、万太郎が高知で採集した植物標本。 よく見てみると・・・ 新聞紙の束のようです。 実際に牧野富太郎博士も、植物標本を保管するのに新聞紙を使っていました。 牧野博士が残したもの 植物を採集する牧野博士 手元で広げているのは・・・ 画像提供:高知県立牧
引っ越したアパートの床が蔵書で埋まってしまった——というシーンから始まるエッセイ『本で床は抜けるのか』を本サイトに掲載したのが2012年。それ以来、蔵書をめぐるルポを書き続け、2015年には同名で書籍化、2018年には文庫化された。この連載や書籍の印象から、僕のことを“蔵書問題ライター”だと思っている方は多いかもしれない。 しかし、それは僕の一面でしかない。かつて「日本」だった国や地域、日本の国境の島々を回る、旅系・辺境系のライターとして僕のことを認識している読者もいるだろうし、僕自身、どちらかというと、そのように自負している。 今回の記事は、その双方の要素が入り交じっている。旅系・辺境系ライターとしての僕が最も憧れるジャーナリストの死とその蔵書の行方について記してみたい。 惠谷治さんはロシア革命を成し遂げたレーニンさながらの強面な風貌と、細かな分析による北朝鮮論評、アフリカやアフガニスタ
気象庁富士山測候所の職員が68年間つづった40冊以上の「カンテラ日誌」が所在不明になっていた問題で、同測候所を管轄した東京管区気象台は毎日新聞の取材に、昨年11月以降に「文書整理の一環」で廃棄していたことを明らかにした。気象観測のほか、眼下の空襲など太平洋戦争も記録した貴重な資料が失われた。閲覧したことがある気象専門家らは「職員が見たまま感じたままを率直に記した第一級の歴史資料だった。機械的に捨てるなんて」と批判している。 同気象台総務課によると、日誌は昨年11月までは倉庫にあったが、他の行政文書と一緒に溶解処分したという。取材に対し同課担当者は「毎日の出来事や感想を個人的に書き留めたもの。職務ではなく、行政文書に当たらない。庁舎内のスペースは有限で、必要ないものを無尽蔵に保管できない」と説明した。
記録的な豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市の真備町では、ボランティア団体が泥や水につかった公文書や史料の汚れを洗い流す作業を行いました。 放置しておくとカビや細菌が繁殖し腐食してしまうため、災害時に文書を修復する活動を行っているボランティア団体が21日、公文書や史料の汚れを洗い流す作業を行いました。 ボランティアの人たちは、公文書についた泥をはけを使って丁寧に落としていたほか、江戸時代のものとみられる古文書には消毒用のアルコールを吹きかけて洗っていました。 団体の代表で岡山大学大学院の今津勝紀教授は「この町の歴史をたどるうえでも古文書や公文書などを残しておかないといけない。被災した家庭にも歴史の資料がある場合は、捨てないできちんと保存してほしい」と話していました。 倉敷市真備町では「市立真備図書館」の1階が浸水し、およそ12万冊の本や雑誌のほか、契約書などの公文書が泥や水につかりました。
2018年4月26日、京都大学図書館機構は、同学附属図書館が所蔵する医学分野の貴重資料コレクション「富士川文庫」の1,647点を含む1,924点の資料を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したと発表しました。 同コレクションは1998年に電子化を開始し、2016年度に約2,000点、2017年度に約2,700点を電子化し、今回1,647点を公開したことにより、全点の電子化と公開が完了しました。 「富士川文庫」は、医学博士・文学博士の富士川游氏が寄贈した、明治時代以前の和漢の医書と、主に幕末期の西洋医学書の翻訳書のコレクションで、同氏の著作『日本醫學史』の編纂の参考資料として収集されたものです。 【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学附属図書館が所蔵する医学分野の貴重資料コレクション「富士川文庫」全点の電子画像を公開しました(京都大学図書館機構,2018/4/26)
京都市右京中央図書館内の「桑原武夫記念コーナー」。愛用品や年譜パネルなどを中心とした小規模な展示=京都市右京区 京都大人文科学研究所を拠点に戦後活躍した知識人グループ「新京都学派」の代表的存在で、文化勲章も受章した仏文学者の桑原武夫氏(1904〜88年)。その没後に遺族が京都市に寄贈した蔵書が廃棄されていたことが分かり、問題となっている。背景を探ると、図書館の抱えるさまざまな事情も見えてくる。(磨井慎吾) ◇ 「桑原先生の蔵書を、こともあろうに京都市が廃棄するなんて…」 京都市教委は今年4月、京都市名誉市民でもあった桑原氏の没後に遺族から寄贈された約1万冊の蔵書を遺族の意向を確認せず誤って廃棄していたことを発表。市民らから50件以上の苦情が殺到したという。 ◆重複図書扱いに 蔵書は当初、同市国際交流会館内に設けられた「桑原武夫記念室」で、来訪者が手に取れる開架式で保管していた。右京中央図書
岩手県は、東日本大震災の被災状況や復興の過程を記録した写真、文書、新聞記事といった資料約24万点をデータベース化したウェブサイト「いわて震災津波アーカイブ~希望~」の公開を始めた。 県内の全25市町村と、警察、自衛隊、NPOなど62団体の協力を得て、被災直後の避難所や学校の写真、県災害対策本部の行政資料、被災者の体験談をつづった文書などを収録した。 被害状況を記録した「そなえ」、地域コミュニティーの重要性を伝える「結いの力」といった6テーマに分類。各テーマの資料は、震災直後から時間の経過とともに並べてあり、被災地の復興の推移や自治体対応の流れを把握できる。 県内の学校で実践している防災教育の事例集、被災自治体による震災記録誌や検証報告書などのコンテンツもあり、県内外の自治体の防災計画や震災教育に活用することができる。 県復興推進課は「分野ごとに情報を発信できるようテーマを設定した。教訓の伝
CiNiiは、国立情報学研究所(NII)が運営している、論文などの学術情報で検索できるデータベースサービス。1997年以降、紙の論文を電子化し、CiNii上でPDFデータを無料公開する「電子図書館事業」(NII-ELS)を進めており、430万論文を電子化・公開してきた。 だが、NII-ELSが17年3月で終了し、国からの支援が途絶えた。国は、論文の電子化支援について、科学技術振興機構が運営する「J-STAGE」に一本化する方針で、CiNiiの掲載論文もJ-STAGEなどに移行するよう各学会に推奨した。 これを受けCiNiiは、17年3月28日に論文PDFの公開を停止した。だが、J-STAGEへの移行作業は遅れており、多くの論文が移行できないままこの日を迎えてしまった。移行作業は各学会に任されおり、学会によって“移行度”にばらつきがある状態だ(学会誌の移行先と移行準備年度一覧)(紀要の移行先
いつも「THE PAGE」をご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたウェブサイト(https://thepage.jp)は2018年10月1日をもってサービス終了しました。 THE PAGEの最新の記事は、Yahoo!ニュースの「THE PAGE」掲載ページでご覧いただけます。 ・Yahoo!ニュースの「THE PAGE」掲載ページ(https://headlines.yahoo.co.jp/list/?m=wordleaf) 今後も「THE PAGE」の記事をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
熊本地震の被災地で図書館司書らが「地震の記録」となる資料の収集に奔走している。本や雑誌だけでなく、捨ててしまいがちな避難所の貼り紙やチラシも保存する。次の災害に備えて「生きた経験」を伝え、生かすためだ。 震度7が2度襲った熊本県益城町。10月に再開した町図書館に「地震の記録」の展示コーナーができた。「トイレそうじのお手伝いをしてくださる方 大歓迎」「ガソリンあり タバコ注意」「食事は腹八分目に」――。避難所にあった貼り紙からは、感染症防止のために必要な仮設トイレのそうじの手が足りなかったり、不案内な場所での喫煙で危険な状況が生じたり、栄養が偏りがちな食事で体調を崩したりといった課題が見えてくる。 全国から届いた絵手紙や折り紙、芸能人らがうちわや段ボールに走り書きした激励の言葉も壁一面に展示。子どもや高齢者向けの行事案内、避難所運営のノウハウを書いた書類もある。支援物資のトイレットペーパーな
だいすけ_粒あん派(電話番号未承認生物) @dicekey_sato 第9回新小牧市立図書館建設審議会 議事録 ある委員の 「図書館についても、前も少し述べましたが、読まれているのか、読まれていないかさえもわからずに、本を収集したりしていることがどうなのかと思います。以前も人口比例で 60 万冊という話がありましたが、考えてみるとよくわかりません。 2016-09-03 21:26:48 だいすけ_粒あん派(電話番号未承認生物) @dicekey_sato @dicekey_sato もしかすると、60 万冊揃えても、本当に読まれているのか、読まれていないのかということを分析できる仕組みができた場合、もしかすると、半分ぐらい全く読まれずにただ単に開架されただけで終わっているかもしれません。要するに、そういうことがわからないというの 2016-09-03 21:29:05 だいすけ_粒あん派
去年9月の関東・東北豪雨で泥水をかぶった茨城県常総市の旧家の古文書などをきれいに洗って修復する作業が水戸市で始まりました。 これらの史料は、関東・東北豪雨による浸水で泥水をかぶり、汚れによる傷みやかびの発生が懸念されたため、歴史資料の保存修復に取り組むボランティア団体が回収し、東北大学の施設で真空状態で凍結乾燥する特別な処置が施されました。 これら史料をきれいに洗う作業が24日から茨城大学で始まり、学生やボランティア50人余りが古文書の紙を1枚ずつ丁寧にはがして蒸留水に浸したあと、はけで表面を洗い流しました。 先行して修復を終えた史料の中には、江戸時代の天保年間にこの地域で起きた水害の記述もありました。茨城大学人文学部の高橋修教授は「過去の水害の歴史をひもとき、将来の防災や減災に役立てたい」と話していました。 修復作業は1年以上かかるとみられ、古文書を読み解く作業もあわせて進められることに
原因はインターネット?昨年末から、大宅壮一文庫が苦境を迎えているとさかんに報じられています。大宅文庫とは、ジャーナリスト・大宅壮一が1971年に開いた有料の雑誌図書館。ここが一躍注目されたのは、1974年に立花隆を中心とした『文藝春秋』の取材班が田中角栄首相の金脈問題の調査に使い、最終的には辞職にまで追い込んだからです。その後、長い間マスコミや卒論を書く学生に重宝されてきた場所でした。 しかし、近年は利用者数が減り、経営危機に陥っていると報じられています。 『NHK NEWS WEB』「『大宅壮一文庫』が存続の危機に」(2016年6月25日)朝日新聞デジタル「大宅壮一文庫、赤字続く マスコミ利用『雑誌の図書館』」(2016年5月30日)毎日新聞「大宅壮一文庫 ネットで苦境」(2016年1月25日)産経新聞「大宅壮一文庫が利用者減で存亡の危機に陥っていた! 『雑誌にこそ人間のドロドロした本性
東京・世田谷にある「大宅壮一文庫」。タレントの永六輔さんをはじめ、作家の五木寛之さんやジャーナリストの立花隆さんなど、日本の言論を支えてきた著名人たちが足しげく通った雑誌専門の小さな図書館です。この図書館は、昭和を代表する評論家でジャーナリストの大宅壮一が所蔵していた雑誌をもとに作られました。ところが、設立から45年がたった今、存続の危機に立たされています。その背景に何があるのか、リポートします。 「大宅壮一文庫」は、東京・世田谷の住宅街の一角にあります。特別に書庫を見せてもらうと、地下1階から地上2階まで本棚が迷路のように入り組み、およそ1万種類、77万冊にも及ぶ雑誌が所狭しと所蔵されていました。 新たに発行されたものだけでなく140年前に発行された明治時代の大衆誌や軍事雑誌など、国会図書館にも所蔵されていない貴重な雑誌もあります。入館料は300円で、読みたい雑誌を手に取って見ることがで
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