2014年度末に長野―金沢間が延伸開業する予定の北陸新幹線について、阿部知事は31日、沿線市町村や関係団体の代表者とJR東日本の冨田哲郎社長を訪ね、路線の案内表示に「長野」の名称を残すことなど3点を要望する。 26日の定例会見で明らかにした。県が要望にかかわるのは初めて。要望項目は〈1〉路線の案内表示に「長野」を残す〈2〉東京―長野発着の列車を設定し、名称に「あさま」を残す〈3〉県内の既設4駅の停車本数は現在以上、新設駅の停車本数も可能な限り確保――の3点。 阿部知事は「長野発着で利便性を享受している部分もあり、これからも残してもらうことが県にとってプラス」と述べた。