鉛筆、消しゴム、分度器などなど、学校生活を営む上で当たり前のようにお世話になった学用品やっ文房具。 だが、それがいつの頃から学校で使われるようになったのか考えたことがある人はそうは多くないだろう。ものによってはありえないくらい古い時代から存在していたり、ものによっては日本が起源のものもある。 それではそんな10の学用品の起源を見ていくことにしよう、そうしよう。 10. 鉛筆 この画像を大きなサイズで見る 古代ローマで使われていた尖筆がえんぴつの起源だ。初期のものは鉛でできていた。それがグラファイトに変わったのは、1564年のイングランドである。 グラファイトはパピルスにくっきりと線を引くことができた。やがてグラファイトを保護するホルダーが登場する。最初はただ紐を巻いただけだったが、のちに中空の木製ホルダーに変わる。近代的なえんぴつが登場するのは、1662年、ドイツ、ニュルンベルクである。