韓国のイ・ミョンバク大統領は、竹島への上陸を決めたことについて、去年12月に開かれた日韓首脳会談で、いわゆる従軍慰安婦問題への対応を求めたものの、日本側が消極的な態度だったとして、歴史問題への不満がきっかけになったとする立場を示しました。 韓国の大統領府によりますと、イ・ミョンバク大統領は、13日、国会議長らと面会し、今月10日、竹島に上陸するに至った経緯について、「3年前から準備していた。去年も行こうとしたが、悪天候のため行けなかった」と述べました。 そのうえで、去年12月に京都で日韓首脳会談が行われた際、韓国の市民団体が建てたいわゆる従軍慰安婦問題を象徴する像を撤去するよう求めた野田総理大臣を説得し、問題の解決に積極的になるよう求めたものの、日本側は国内問題を理由に消極的な態度で、「行動で見せる必要があると感じた」と述べ、歴史問題への不満が上陸のきっかけになったとする立場を示しました。
(英エコノミスト誌 2012年3月3日号) 日本は円ウォン相場の呪いを解けるか? 円の強さ、中でも韓国ウォンに対する円高は近年、日本の電機メーカーを赤字まみれにする一因となってきた。今や流血の惨事となった。日本のDRAMメーカーであるエルピーダメモリは2月27日、日本の製造業では戦後最大となる破綻(会社更生法の適用)を申請した。同社破綻による主な受益者は、韓国のサムスン電子だ。 為替レートが有利なだけでサムスンがエルピーダを倒したと批判する人はいないだろう。巨大エレクトロニクス企業であるサムスンは、多くの日本の競合企業よりも鋭敏で大胆だ。 苦境が厳しさを増すほど高くなってきた円相場 しかし、2008年半ばに世界金融危機が始まってから、円ウォンの為替レートは見事なまでに韓国の輸出企業にとって有利に働いた(図参照)。 2008年半ば以降、ウォンは円に対してざっと50%安くなり、韓国企業が価格面
最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2011/10 ラオスにきたら、いつも使っている携帯電話がつながったりつながらなかったり。SMSも送れなかったりする。するとカウンターパートから連絡がきて、今使っている携帯電話(TIGO 改め Beeline) を換えろという。TIGO から他のキャリアの電話につながらなくなっているから、といって。なんじゃそりゃ。 TIGO の機械の故障らしい、と言われたんだが、調べてみたら、なんと TIGO が(おそらく Beeline に買収/改名する過程で)協定破りのプロモーションをやって、それに対して他の携帯会社が制裁措置として、TIGO/Beeline への回線接続を切ったんだって。ひでえ。協定破りって、少しお得なプラン
(2011年7月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ブラジルレアルに続いて韓国ウォンが数年来の高値をつけている。なぜか? それは韓国政府が通貨政策を180度転換したからだ。これまではウォン安を目指し、サムスンや現代といった輸出主体の大手コングロマリット(複合企業)の業績回復を後押ししてきたが、その目的が達成されたというわけだ。 輸出促進からインフレ抑制へ軸足移す 韓国政府は現在、ウォン相場が安定的に上昇するのを容認している。先週には対ドルで3年ぶりの高値をつけた。政策当局者からは、輸出業者をあまりにも長い間、低金利で甘やかしてしまったと懸念する声が出ている。 当局は今、インフレの抑制と、元気のない国内消費のてこ入れに政策の軸足を移しつつある。 ボラティリティー(変動性)が高いことで知られるウォンは、今年に入って対ドルで6.3%上昇している。これは世界で5番目に高い上昇率であり、ブーム
OECDによれば2007年における韓国の国民負担率は26.5%と、OECD加盟国平均の35.8%より低く、日本の28.3%より低水準です。「厳しい財政規律、少ない借金」で示しましたが、韓国では概ね均衡財政を守っているとともに、年金保険料を引き上げる予定もないので、当面はこのままの国民負担で推移する見通しです。 国民はそれなりの我慢をしている このように韓国の国民負担率が低い背景には、公的年金など高齢者向けの社会保障の給付を抑えていることがあります。言い換えれば、負担を少なくするために、国民もそれなりの我慢をしているということでもあります。今回から4回シリーズで韓国の「公的年金」、「医療」、「介護」、「高齢者の生活」について取り上げ、韓国では老後の手厚い保障より、国民負担の軽減に重点を置いている点を示していきます。 今回は公的年金について解説します。まずは公的年金の制度から見ていきましょう。
果川(クァチョン)の財務官僚らの間でこのところ「ワニグラフ」が話題だ。理由はこうだ。1日に東京で韓日財務相会議が開かれた。野田佳彦財務相を同席した真砂靖財務省主計局長はその場で韓国財政官僚に忠告をひとつ残した。 「日本の前轍を踏まないように」それとともに彼はグラフを取り出した。1970年代以後現在まで日本政府の歳入と歳出の流れを現わしたものだった。真砂局長は、「私たちはこれを“ワニグラフ”と呼ぶ」と紹介した。 80年代末まで平行して示された日本の歳入と歳出は90年代に入り明確に方向を別にする。使うお金は増え続けるのに入ってくるお金は縮小し両者の距離はますます遠ざかる。言葉どおり広げたワニの口の形になったのだ。真砂局長は、「高度成長を謳歌した日本はこれを基に1973年を基点に大々的に福祉を拡大し、この時を福祉元年と呼ぶ。しかし振り返ればあの時がちょうどピークだった」と話した。そして、「(
さらに韓国の国家債務を見る際には、債務の54%(※1)に相当する額が、融資資金などの対応資産がある金融性債務であることを忘れてはなりません。金融性債務としては大きく2つが挙げられます。一つは外国為替市場の安定のための債務(主に外貨平準債)、もう一つは低所得者の住居安定のための債務(主に国民住宅債)です。 国家債務の半分以上に確実に回収できる資金が連動 外貨平準債は、為替介入に必要な資金を調達する目的で発行され、ウォン高を是正する(ウォン安を誘導する)ための介入の際にはウォン建ての債券を発行し、逆の場合はドル建ての債券を発行します。なお大半はウォン建ての債券が発行されてきましたが、1998年と2003年にはドル建ての債券も発行されました。ウォン建ての債券を発行した場合、調達資金でドルを購入しますが、これは外貨準備の政府所有分となります。よって債券に相当する額のドル資金があるわけです。 また国
パチンコ屋をやっているのは、在日の韓国系の人が多いそうですけど、その一部の人が、「これは自分の母国の韓国でも流行るだろう」と持って帰ったら、面白かったんでしょう、たちまち人気になった。これは人間を怠惰にして、人生を狂わせるということで、当局が乗り出して、韓国ではパチンコは全廃されました。 なんかこういう話が出るたびに説明してるような気がする。 まず韓国のパチンコの定義から。 メダルチギ - Wikipedia 台の構造は日本のパチンコ機(デジパチ)から釘やスタートチャッカー等を取り除き、代わりに台の上に液晶パネルを追加したような形のものが主流となっている。元々は日本から輸入したパチンコ機を改造して使用していたと言われるが、近年はオリジナルに開発された機種も増加していた。 画像はこちら。 http://yugidasuka.blog112.fc2.com/ 簡単に言うと駄菓子屋の店頭とかにお
韓国は10月の前年同月比でCPI上昇率が4.1%と高い水準になり、インフレターゲット3%+-1%超え利上げ観測となっている。 インフレ率は高くなったのは、固定相場制に近い意味を持つ、自国通貨売り介入をしたために独立した金融政策を半ば放棄していたためだろう。 韓国は自国通貨切り下げをして、輸出促進するために為替介入をしていると言われているが利上げによってウォン高圧力となる。 為替がファンダメンタルズで決まるとものと仮定すれば、なお為替介入を続けてもあまりレートが動くとは考えにくい、あるいはインフレ圧力となるだろう。 人民元問題も根っこは同じだろう。韓国、中国が通貨安競争に参戦しているというならばアメリカも参戦してデフレを脱却したらどうだろうか。バーナンキ議長も従来はインフレターゲット論者であったはずだ。いち早く取り入れて、インフレ率が上がってきた韓国中央銀行を見習ったらどうだろうか。 以前か
(英エコノミスト誌 2010年4月3日号) 韓国企業の目覚ましい成功の代表格であるサムスン電子に、大君が救世主として戻ってきた。しかし一体、危機がどこにあるというのか? 李健熙(イ・ゴンヒ)氏は口数が少ない男だ。このため68歳の李氏が今年3月、浄罪を終えて、世界最大のハイテク企業となったサムスン電子のトップに復帰することを決めた時、このニュースを広める手段として簡易ブログ「ツイッター」を選んだのは妥当だった。 李氏のメッセージは、サムスン帝国で圧倒的に規模が大きいサムスン電子の社員だけではなく、彼が統制するコングロマリット(複合企業)のグループ企業64社の社員にも向けられたものだった。ツイッターに書き込まれた李氏のメッセージは、ツイッター利用者なら誰でも誇らしく思うに違いない、注目を集める誇大表現に満ちていた。 「今度こそ本物の危機だ。一流のグローバル企業が破綻している。サムスンに何が起き
(2010年4月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 韓国人が2006年の大ヒット映画「グエムル―漢江の怪物―」(表面上は、凶暴な怪物がソウル市内の漢江の岸に現れ、人々を恐怖に陥れる物語)を見ようとして映画館に押し寄せた時、魅力の一端はもっと現実的な恐怖心にあった。 この物語の本当の悪役は、恐怖に怯え、嘆き悲しむ人々を混乱させ、惑わせる高圧的な韓国政府そのものだった。怪物の最初の暴行から立ち直ろうとする家族は、生物兵器防御服を身につけた政府当局者から何の説明も受けないまま連行される。物語全体を通して、政府は怒れる人々に助けや答えを一切与えない。 映画に描かれた邪悪な政府は、事実や空想の寄せ集めの産物で、本物の韓国は軍事独裁政権が終わって以来、大きな前進を遂げてきた。だが、誕生から22年経った韓国の民主主義は今も、政府と国民の信頼関係を築くのに腐心している。ここ数日間は完璧な例だった。 哨
北朝鮮の金正日労働党総書記の健康状態や後継問題について、日本ではテレビのワイドショーも含めて仔細に報じられている。その影に隠れて一般の注目は集めてはいないが、韓国の政治情勢が混迷を深めている。 「強いリーダーを好む」(韓国主要紙幹部)お国柄だけに、指導力不足の感が否めない李明博大統領から、民心が離れた。ある意味で日本の政治と似た状況のところへ2009年5月23日、盧武鉉前大統領の自殺という前代未聞の事件が起こり、国内の不満は一気に高まっている。 韓国では1998年以降、金大中、盧武鉉両大統領による「進歩派」の治世が10年間続いた。しかし、盧政権下では不動産バブルや若年層を中心とした就職難、貧富の格差拡大など失政が鮮明になった。有権者は2007年12月の大統領選で「進歩派」と決別、経済と生活の安定を求めて「保守派」の李氏を選んだ。 とはいえ、政権交代で直ちに経済が好転するはずもない。2008
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