気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン
日曜が仕事だったので、土曜日の受賞祝賀会は二次会で切り上げて、早めに帰る。 橘さんセレクションのワインとブランデーが2ケースにシャンペンクーラーがあったので、かんちきくんに手伝ってもらってタクシーで帰る。 その祝賀会でもっともつよく記憶に残っているのは、「セトッチとおいちゃんの足元しか見ないダンス」(パンク・ミュージックではこのポーズのことを Shoe gazer と呼ぶと以前に増田くんに教わったことがある)と「ほとんどカール・ウィルソンみたいなドクターのファルセットとお気楽ダンス」と「甲南麻雀連盟会歌三番を聴いているときのかんちきくんの上気した頬」である。 総じて「かわいい系」の情景が私の記憶には選択的に残されるようである。 会の詳細については、ウッキーや青山さんのブログ日記にも証言が記されているのでそれを参照されたい。 発起人のみなさまの氏名をここに記して、感謝の意を表したい。 江 “
「中島らもが、死んだ」 平行線のままのどうしようもなく暗い話の最中、ふいに電話の向こうの男がそう言った。 電話の相手は、私が19歳の時に出会った私の初めての男。私はその頃、彼に貸す為に借りたサラ金の返済がどうにもならなくなり、全てが親にバレて実家に戻って罪悪感と自分自身の愚かさと未来の見えなさでグチャグチャになっていた。それでも何とか金を少しでも返して貰えないだろうかと知人を通じて彼に交渉していた。直接話すと私は「負けて」しまうから知人に間に入って貰ったのだ。 知人から連絡が来た彼は逆ギレして私に電話をかけてきた。「返して」「無いものは返せない、それに俺はお前の欲しいものを与えてやってたじゃないか」何十回も繰り返したどうしようもないやりとりにお互いうんざりし疲れてしまい沈黙が訪れた。私は泣き疲れ怒鳴り疲れていた。その沈黙を破り、ふいに彼が中島らもの死を告げたのだ。 彼は一時期、小説家になる
わたしにはわかる。男はみんな、ホストになりたいとおもっていることを。「俺はちがうぞ」とか言わせない。男であれば全員が、やり手のホストみたいに女をたらしこみたいと願っている。そうに決まっているのだ。みなまで言うな。わたしにはわかっているのだからね。いいねえ、女たらし。「女たらし」って、「女をたぶらかして」を短くしたものかしら。たぶらかし。たらし。いずれにせよ語感がいいね。もて遊んでる感じが。わたしもどうにかたらしたくて、この夏も必死にがんばってきたのだけれど、気がつけばもう終戦記念日。夏が半分終わってしまった。もう海にはくらげがでるし、そろそろとんぼが飛びはじめる。ちょっと、もう。夏をどうするの。ここはホストに学ぼうとわたしは考えた。どうすれば女の子をたぶらかせるのかを学ぼうとわたしはおもった。 ホストについて興味ぶかいのは、「素の自分は大したことがない」と冷静に理解していることだ。彼らは自
火曜日の大学院ゼミに浜松のスーさんが来る。 大学聴講生第一期生のスーさんがこの教壇で発表をするのは4年ぶりのことである。 公立学校の教育現場からの、たいへんリアルな、そして困難な問題提起がなされた。 そのときにその困難な問いへの解決の糸口として話したことと同じようなことを翌日は三菱東京UFJ銀行のCSマインドセミナーでも話すことになった。 CSってご存じですか? Customer Satisfaction 「消費者の満足」のことである。 これをCS本は「顧客第一主義」とか「顧客中心主義」というふうに訳している。 それは違うだろうという話から始める。 教育の現場でもコンサルの諸君は「大学教職員もCSマインドを持て」というようなことを言い募っている。 これからはお客様である志願者や保護者のニーズを第一に配慮して・・・ でもさ、そういうことを言っている当のコンサル諸君は、キミたちの「お客様」であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く