はてなを初めた当時、こんなにグルグルとカウンタが回るとは、思いも寄らなかった。オレも昔は、手打ちでタグを書いた名知れぬHTMLの「ホームページ」を持っていたから。だからあの頃の文化が、未だに深く根付いてる。 今でこそブログに優しいネット状勢。だけど、HTMLページが全盛期の頃は、アクセスカウンタに「六桁の壁」みたいな境界線があったモノだ。それを超える者達はたいてい、名だたるテキストサイターか、手練れの絵描きか、世に謳う有名人か、オタク受けするファンサイトだった。 オレより昔のネットを知っている方は、きっと『五桁の壁』を言及するんだろう。更には『四桁の壁』を知るネットの草分け的存在が登場しても、如何ほどもおかしくないと思う。だって、せいぜい10年チョット前の話だから。 世の中には物価って概念があって、これは電脳世界でもきっと同じで。土地や株や金に「その時の価額」があるように、ネットにも「アク