再考・報道の自由 (self0507) 2006-10-28 09:00:14 報道の自由は、表現の自由の中に納まる重要な基本的人権であることは間違いない。しかし、各国ともその報道の自由の射程を法律で設けているわけであり、そのレベルを問題にするのだろうが、統一的な規格でランキングすることにどれだけ評価の妥当性があるのか非常に疑問でならない。例えば、日本の刑罰思想の一番代表例になるだろう少年法の精神において、61条(報道制約)の部分は、むしろ教育刑罰思想の元ではあるべき姿である。応報刑思想においてはそのような制約などを設ける必要性はないのだろうが、このような思想性の差異を鑑みないでランキングされたことには非常に報道の自由の理解を妨げる問題があると言えるのではないだろうが? 確かに、イラク戦争関連、自衛隊関連などの報道を筆頭に非常に制約的環境にあることは否定しえない。しかし、これはジャーナリズ