(台北 11日 中央社)博多ラーメンの「一蘭」(福岡市)は今月15日、台湾1号店(台北市)のオープンを控えている。台湾のラーメンファンによく知られた店で、行列ができることが予想されており、同店は9日、専用のフェイスブックファンページで、並ばずに食べたい人向けの「ファストエントリー」サービス導入を告知した。これがネットユーザーの間で思わぬ波紋を呼んでいる。 同サービスは、おみやげ商品を購入した顧客に限り、2人まで優先的に席に案内してもらえるシステムで、行列に並びたくない人や、おみやげを買いたい人の便宜を図ったもの。台湾では、6000台湾元(21800円)の商品を買うとサービスが受けられる。この発表に台湾のネットユーザーたちが騒然となった。 台湾大学の李茂生教授は自身のフェイスブックで、自分はラーメン一杯600円の時代に生きた人間であると前置きした上で、「ボイコットしようと思わないのか」と
