ニュージーランドの統治方法を定めた「ワイタンギ条約」を捉え直そうとする動きに、先住民マオリの議員らが抗議した
ニュージーランド統計局(Statistics New Zealand)は、2011年2月22日にクライストチャーチ付近で起きた地震により、同年3月に予定していた国勢調査を中止し、2011年中は行わない予定であることを発表しています。同国の国勢調査は5年に1度実施されており、過去にも1931年と1941年の2度、中止されているとのことです。 About 2011 Census(ニュージーランド統計局) http://www.stats.govt.nz/Census/2011-census.aspx Census cancelled due to quake(Stuff.co.nz 2011/2/25付けの記事) http://www.stuff.co.nz/national/christchurch-earthquake/4703612/Census-cancelled-due-to-qua
6カ国語で「ありがとう」と書かれた地元紙の1面=4日午前、クライストチャーチ、西畑志朗撮影 「助けに来てくれた人へ、ありがとう」 ニュージーランド南部地震で大きな被害を受けたクライストチャーチの地元紙「ザ・プレス」は4日付の朝刊で、1面すべてを使い、国内外から集まった救助隊に対して、感謝の意を表した。 ページの上半分には、英語のほかインドネシア語、中国語、日本語、広東語、スペイン語で「ありがとう」と書かれている。下半分には、大きな文字で8行の感謝文が載せられた。「過去10日間、国内外から数百人の人々がこの街に入り、命を顧みずに負傷者や犠牲者のお世話をしてくれました。多くの方々が家路に着く頃だと思いますが、旅立つ前に、ただありがとうと言いたいです」と記されている。 同紙のアンドリュー・ホルデン編集長は「世界中から来てくれた救助隊の人々の記事を書くうちに、どこかのタイミングで感謝の気持
政府がニュージーランド地震で現地に待機させている政府専用機について、日本から派遣している国際緊急援助隊の隊員交代に合わせ、日本に引き返させる方向で調整を進めていることが1日、分かった。前原誠司外相が検討するとしていた、行方不明者の家族を乗せての帰国は見送ることになる見通し。 政府専用機への被災者家族搭乗は、援助隊派遣時にいったん前原外相が約束しながら断念した経緯があり、外相は先月25日の記者会見で「検討したことができなかったことについて申し訳ない」と謝罪していた。謝罪時には帰路での使用について「せっかく往復するのだからということで思いは(北沢俊美防衛相と)共有している」と検討中であることを明らかにしており、一連の対応には批判が出そうだ。 政府専用機には、被災者は国際緊急援助活動の一環として搭乗できるが、家族は想定していない。外務省は家族の搭乗について法的根拠の整理や費用負担などについて協議
ニュージーランドに向け出発する日本赤十字社の「こころのケアチーム」=27日午後、関西空港、諫山卓弥撮影 ニュージーランドの地震で被災した日本人やその家族のために、日本赤十字社の医師と看護師ら計8人の「こころのケアチーム」が27日、関西空港から現地へ出発した。派遣期間は3週間の予定。 医師らは災害時の心のケアについての専門知識があり、安否がわからなくなっている人の家族らの話を聞くなどして、精神的な負担を和らげたいとしている。2004年のスマトラ島沖地震でも現地へ派遣された槙島敏治医師(60)は「多くの日本人が言葉の異なる不自由な状況で不安を募らせている。少しでも安心して過ごしてもらえるようにしたい」と話した。
【動画】NZ地震、現場を見た大きく損壊した商店の前で立ち尽くす男女=27日午後、クライストチャーチ、飯塚晋一撮影復旧作業が進む大聖堂(中央)周辺。土産物屋などが並ぶ繁華街が大きな打撃を受けた=27日午後、クライストチャーチ、飯塚晋一撮影日本の国際緊急援助隊(後方)らが捜索活動を続けるCTVビル倒壊現場。がれきの撤去が進み、周辺の地面が見えてきた=27日午後、クライストチャーチ、飯塚晋一撮影 ニュージーランド南部カンタベリー地方で起きた地震で、激しい被害があったクライストチャーチ市中心部に、地元警察の案内で入った。 立ち入り禁止になっている商店街周辺は、軒並み大きく崩れ、路上の車は崩落したレンガなどで押しつぶされていた。観光名所で市のシンボル的存在の大聖堂も塔が崩れ落ちた。日本人を含む100人以上が閉じこめられたとみられるカンタベリーテレビ(CTV)ビルの倒壊現場では、各国の救助隊ががれ
25日、ニュージーランド・クライストチャーチで、液状化現象で噴き出した砂に埋もれた車=飯塚晋一撮影液状化の調査をするチュブリノフスキー准教授ら。手前は液状化で地下から噴き出した砂=25日、クライストチャーチ、長野写すニュージーランドの地震について話すカンタベリー大のミスコ・チュブリノフスキー准教授=飯塚晋一撮影 【クライストチャーチ=長野剛】ニュージーランドの地震で、クライストチャーチ中心部で起きた大規模な地盤の液状化現象が、7〜8キロ四方に及ぶことが地元のカンタベリー大の調査でわかった。市の中心部で傾き続けている最高層のビルの被害も液状化が原因の可能性があるという。 調査したカンタベリー大のミスコ・チュブリノフスキー准教授(地盤地震工学)らによると、液状化が激しい地域では地面の5割以上が液状化で噴き出した砂で覆われているとみられ、ブロックによっては7〜8割に達していた。噴砂は、厚
募金の受け付けについて話し合う卒業生たち=富山市安住町 ニュージーランドで学生ら23人が被災し、12人の安否がわからない富山市立富山外国語専門学校。春休みの海外研修は一番楽しいイベントのはずだった。富山に残った同級生は、いまだ安否が確認できない仲間の無事を祈り続ける。OBは被災した後輩と家族を支えようと募金を始めた。 「早く見つかってほしい」。富山市に住む1年生の女子学生(19)は、大の仲良しの同級生の情報を求めて、一日中テレビの画面を見つめる日々だ。 行方がわかっていない新井茉利奈さん、堀田めぐみさん、作田沙耶さん、村上恵美さんの4人は、同い年。2年間の実務英語科に通っていて、いつも5人でご飯を食べに行く仲間だ。 地震が発生した22日。「富山の専門学校生が被災した」とのテレビのニュースを母親から聞いた瞬間、「絶対うちの学校だ」と叫んだ。「生きてて」「連絡して」。4人に何度もメール
地震の起きたニュージーランドには、各地の大学生らが海外生活の体験などのために短期滞在していた。激しい被害にショックを受ける学生もおり、急きょ帰国させる学校が相次いでいる。 桜美林大学(東京都町田市)の学生37人は現地の大学などで、語学研修を受けていた。引率の教員や旅行会社などを通じて全員の無事が確認できたという。2月末までの予定でクライストチャーチ近郊で研修中だった17人については帰国を早めた。25日夕にも成田空港に着く予定だ。 同大学国際交流センターの長岡篤史係長は「判断が遅れて現地で身動きがとれなくなると、学生にも家族にも負担がかかる。早く戻すことが最善と判断した」。空港で出迎える尾崎幹男広報部長は「桜美林の学生は無事に帰国できるが、同じ志を持って語学研修に行き、安否が不明の方たちもいる。全員の無事を心から祈ろう、と学生に伝えたい」と話した。 生徒75人と教諭4人がクライストチャ
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